「合図」の意味をよく理解しよう!

バイクやクルマを運転しているとき、他のドライバーとはお互い意思の疎通が取りにくいものですよね。特に車内にいるドライバーは外からは見えにくく、かといって大声を出して相手に届くものでもありません。
そこで有効となるのが、身振りや表情、視線によるアイコンタクトなど。さらに自動車にはウインカーやパッシングライトなどの装置を使う方法もあります。

これらの言葉以外での伝達方法を交通分野では「カーコミュニケーション」と呼ぶそうです。うまく使いこなせば便利な「カーコミュニケーション」ですが、これには問題もあります。

こうした合図はみな公式のルールはなく、人によって受け取り方が異なるからです。よくありがちな例としてはパッシングライトの点滅が挙げられます。
たとえば、交差点で鉢合わせになったとき「お先にどうぞ」なのか「こっちが先に通るぞ」なのか?
対向車がチカチカしてきたときは、「取締りやってるよ」なのか「ライト切れてるよ」なのか「眩しいじゃねーか」なのか……。
こうした合図は地域によっても異なっていたりします。日本では割り込みしたときなどに「ありがとう!」の意味でよく使われるハザードランプも、海外でやったら急ブレーキをかけられたという話も聞きます。特に初心者は合図の意味が分からず、勘違いによって事故に発展するケースも少なくないようです。

メッセージを正しく伝えるためには、紛らわしいことはせず、受け手も慎重に相手の意図を探るべきでしょう。「譲られたと思って出たら突っ込まれた」とならないよう、状況をよく理解して判断することも大事ですね。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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