カワサキのサイクスが「スーパーバイク世界選手権」で初王座に!

「スーパーバイク世界選手権」の第14戦スペイン大会にて、カワサキZX-10Rを駆るトム・サイクス(Kawasaki Racing Team)が初タイトルを獲得し、シリーズチャンピオンに輝いた。

10月18日から20日までの3日間、へレスサーキットで行われた最終戦にポイントリーダーとして臨んだサイクスは、前戦フランス大会を終えて、総合2位のラバティ(アプリリア)に37点差、総合3位のギュントーリ(アプリリア)に38点差の大差をつけてリード。第1レースで3位以上に入れば自力でタイトル獲得となる状況だった。

レースウィーク中、絶好のドライコンディションが続いたヘレスにおいて、初日の予選は7番手、2日目の予選では5番手、そしてスーパーポールでは2番手につけるなど上り調子のサイクスは、第1レースでタイトルを争うラバティとギュントーリ、そしてメランドリ(BMW)の強豪3選手とともにトップグループを形成。終始冷静な走りで目標の3位を手堅くゲットし、念願の自信初タイトルを獲得した。続く第2レースでも余裕の走りを見せて2位でフィニッシュした。

昨年はわずか0.5ポイント差でアプリリアのビアッジに惜しくもタイトルを奪われたサイクスだったが、その雪辱を1年越しで見事果たしたことになる。今シーズンの成績はポール8回、優勝9回を含む18回の表彰台と13回のファステストラップをマークするなど、チャンピオンに相応しい内容だったといえよう。そして、カワサキにとっては1993年のスコット・ラッセル以来、2度目のタイトル獲得という輝かしい瞬間となった。また、併催の「スーパースポーツ世界選手権」でもソフォーグル(総合2位)やフォレ(総合3位)の活躍によりコンストラクタータイトルを獲得するなど、まさに今年はカワサキ・イヤー。ZX-10Rのパフォーマンスの高さを証明して見せたと言っていいだろう。

■トム・サイクス #66
イギリス出身、84年8月11日生まれの29歳。英国スーパースポーツ選手権で頭角を現し、06年にランキング2位獲得後、英国スーパーバイク選手権を経て、09年より スーパーバイク世界選手権に参戦。2012年度はランキング2位を獲得するなど順調にキャリアを重ね、今年2013年、参戦5年目にして念願のシリーズチャンピオン獲得。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

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ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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