[Ducati]MotoGP Rd.16 フィリップアイランドで、ヘイデン7位、ドヴィツィオーゾ9位

ドライコンディションにおける「フラッグ・トゥ・フラッグ」ルールが適用されたオーストラリアGPは、ドラマチックな展開となった。ピットストップが義務付けられた困難なレースで、ドゥカティ・チームのニッキー・ヘイデンとアンドレア・ドヴィツィオーゾは冷静な走りを展開、それぞれ7位と9位でフィニッシュした。このレースでは、週末のコース・コンディションにより、予想されたよりもタイヤの摩耗が激しかったことを受け、レース・ディレクターの判断によって、19周に短縮されたレースの中盤でマシンを乗り換えるという異例のルールが適用された。

レースの前半は、ドゥカティ・チームのライダー2人がバトルを繰り広げ、別のチームからドゥカティで参戦しているアンドレア・イアンノーネも加わり三つ巴の展開となった。ヘイデンは巧みなピット戦略により、2人のドゥカティ・ライダーを引き離し、6番手を走行中のブラッドリー・スミス(ヤマハ)の直後でチェッカーを受けた。一方のドヴィツィオーゾは、イアンノーネのオーバーテイクに手間取り、そのまま9位でフィニッシュした。

アジア太平洋地域における3連戦の2戦が終了し、MotoGPチームは、来週モテギGPが開催される日本に向かうことになる。

◆ニッキー・ヘイデン(ドゥカティ・モトGPチーム) 7位
「正直なところ、もっと上位を狙いたかったが、最近のレースの中では良い結果と言えるだろう。最初のマシンのタイヤは、思っていたほどグリップが良くなかった。レースでは、イアンノーネとドーヴィ(ドヴィツィオーゾ)とやりあっていたが、彼らよりも速いことは分かっていたので、そのまま同じペースで走るつもりはなかった。それで彼らとは逆の戦略を取ろうと思い、彼らがピットに入ったのを見届けてから、次のインラップを全力で走り、1周遅れでピットに入って出てきたときには彼らに数秒間の差をつけることができた。その後スミスの背後につけたが、最終コーナーで離されてしまい、部分的に雨が降っているエリアもあったので抜くことはできなかった。ピットストップに関して言えば、問題なく行うことができた。このチームには5年もいるし、ときどき練習もしていたからね。確かにこのピットはタイトだが、レースでは340km/hのスピードが出ているのだから、60km/hで進入するのはそれほど危険なことではない。」

◆アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・モトGPチーム) 9位
「マシンの交換や戦略を考えたりして、このレースは普段のレースよりも楽しむことができた。ニッキーやイアンノーネと激しくバトルしていたが、2台のGP13のフィーリングが同じではなかったので、少し不利な状況だった。2台目のマシンは、1台目よりも戦闘力が劣っていた。いずれにしても、言い訳をするつもりはない。リザルトについては、あまり嬉しくはない。後半のイアンノーネとのバトルでは、最終ラップですぐ後ろにつけることができたが、オーバーテイクすることはできなかった。ニッキーは良い仕事をしたと思う。彼のインラップは速かったね。彼は、スタートから良いペースを維持して、スミスを捉えていた。」

◆パオロ・チャバッティ(ドゥカティ・モトGPプロジェクト・ディレクター)
「今日のレースは本当に異例で、激しく順位が入れ替わるエキサイティングな展開となった。最大でも10周でピットインを義務付けられるドライコンディションの”フラッグ・トゥ・フラッグ”ルールが適用されたため、チームにはいつもよりプレッシャーがかかっていた。それでも、すべてはうまくいったと言えるだろう。まったくミスを犯さなかった2人のライダーをうまくサポートすることができた。もちろん、最終的な結果に満足しているわけではないが、ニッキーとドーヴィは、いつも通り全力を尽くしてくれた。」

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