[Ducati]SBK Rd.14 今年の最終戦となるヘレスは、チームSBKドゥカティ・アルスタにとって困難な展開となる

2013年10月20日(ヘレス・サーキット)
スペインのヘレス・サーキットで開催された2013スーパーバイク世界選手権の最終戦は、チームSBKドゥカティ・アルスタにとって不運な1日となった。シャビ・フォレスは、パニガーレで参戦する初のスーパーバイク・レースを9位で締めくくった。一方のアイルトン・バドヴィーニは、13位フィニッシュとなった。レース2では、ドゥカティ・アルスタの両ライダー共に2ラップ以上を走ることができない残念な結果となった。

■レース1
21周で争われるレースで、予選9番手からスタートしたフォレスは、パニガーレと共に素晴らしいスタートを切り、レース中盤では10番手につけた。エイチソン(カワサキ)をパスしたフォレスは、特にレースの後半で良好なペースを維持、キャミア(スズキ)をプッシュして差を詰めたが、もう少しのところでオーバーテイクすることはできなかった。フォレスは最終的に9位でフィニッシュした。予選13番手からスタートしたバドヴィーニは、オープニングラップ終了時には11位にポジションを上げた。レース中盤は12位を走行していたが、タイヤのグリップが低下して終盤にペースダウン、13位でレースを終了した。

■レース2
フォレスはレース2でも素晴らしいスタートを切ったが、第一コーナーで他のマシンと接触、コース上から押し出される形となり、グラベルに捕まってリタイアとなった。スペイン人ライダーのフォレスは、コースに復帰することは出来なかったが、幸いなことに転倒による負傷はなかった。レース2では、バドヴィーニも不運な展開となった。バドヴィーニは、オープニングラップの途中でトラクションの問題を抱えていることに気づく。グリップの大幅な低下により、何度かクラッシュしそうになったため、ピットに戻ってマシンの状態をチェックすることを決断。そのままレースに戻ることはできなかった。

◆アイルトン・バドヴィーニ:
「週末を通して、グリップ不足に悩まされた。レース1では、できることはすべてやったが、いくつか問題を抱えていた。そのため、レース2ではセッティングを変更したが、スタートしてすぐに何かがおかしいことに気づいた。何度かクラッシュしそうになったため、ピットに戻って不具合がないかチェックすることにした。この問題がなければ、シーズンを良い成績で締めくくることが出来たはずなので、残念でならない。」

◆シャビ・フォレス:
「レース1は、簡単にはいかなかったが、それ程悪くはなかった。絶対の自信がなかったので、スタート時に前方のグループを追撃するのをためらってしまった。しかし、後半でエイチソンをパスしてからは、よりハードにプッシュすることができた。マシンのフィーリングも良くなったが、前のマシンに追いつくにはあと数周が必要だった。レース2は、すぐに終わってしまったので、残念でならない。スタートは悪くなかったが、第一コーナーで誰かに接触されてコースから飛び出してしまった。あの状況では何もできなかった。いずれにしても、全体として見れば、各段階で調子を上げることができたので、良い週末だったと思う。今回のレースに参戦する機会を与えてくれた、ドゥカティとチーム・ドゥカティ・アルスタの全員に感謝したい。今後はスペイン選手権に戻り、残りの2戦に集中したい。」

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