[YAMAHA]JTR Rd.6 黒山健一、接戦を制し今季3勝目 野崎史高は3位表彰台を確保

黒山健一(ヤマハ)が小川友幸(ホンダ)とともに2勝し、同ポイントに並んだ状態で迎えた第6戦中部大会(※第1戦が中止されたため、実質的には今季5戦目)は、やはり黒山と小川の優勝争いに注目が集まった。当日は秋晴れの好天に恵まれ、過去最高記録という2,900人の観客が愛知県のキョウセイドライバーランドに来場、ヤマハファンも数多く訪れ、黒山や野崎史高(ヤマハ)らの華麗なライディングと激しい優勝争いに沸いた。

国際A級スーパークラスの競技は5時間の持ち時間で12セクションを2ラップした後、インターバルをはさんで観客が見やすい場所に用意された、より難易度が高い2つのスペシャルセクション(SS)に挑んだ。このSSは「セクション・ツアー」と題して普段は入れないセクションの中に観客が事前に入り歩いて見ることができる観客サービスが行われ、セクションの困難さを実感した上でより興味深く観戦することができた。

今回のセクションはどれも長くて難しく、黒山でさえも失敗が見られた。とはいえ1ラップ目は黒山が減点14でトップに立ち、小川が減点17、野崎は減点19で追う。そして2ラップ目、第8セクションを終えたところで、黒山は小川に同点に追いつかれてしまう。だが、第11セクションで小川が失敗したため、2ラップ終了時点では黒山が2番手の小川に5点差をつけてトップに立っていた。

こうして迎えたSS・1つ目のセクションは、黒山、小川ともにクリーン(減点0)。勝負は今回もまた最終セクションまでもつれ込んだ。黒山は小川を5点リードしているが、ここで失敗し減点5になれば、小川と同点になり、その場合はクリーンの数が黒山よりも多い小川が上位になる可能性があった。最終セクションは小川が先に走ってクリーン、黒山はいよいよ絶対に失敗できない立場に追い込まれた。しかし、出口目前で足を1回着いて減点1を加算したものの、黒山が小川に4点差をつけて優勝。待望の2連勝&今季3勝目を獲得した黒山が、タイトル争いでも小川に3ポイント差をつけることに成功した。
野崎は2ラップ目に追い上げることができなかったものの、SSは2つとも鮮やかにクリーン。小川とともに今大会・最多クリーン数15を記録した。

◆黒山健一選手談(優勝)
「このところ接戦が続いていますが、今回も1点2点を争うような試合展開だったので、本当に気を抜けませんでした。SSの2つ目のセクションは、自分としては珍しくちょっと緊張しましたね。タイトル争いについても、今回勝ちましたが、重要なのは次の最終戦(10月27日/スポーツランドSUGO)、そこで勝たないと意味がありません。今は、良い流れと、運が回って来ているので、このまま運を逃がさずに、2週間後の最終戦でチャンピオンを決めたいと思います。SUGOはあまり得意な会場ではありませんが、勝率は良いので、しっかり勝ちます」

◆野崎史高選手談(3位)
「今日は浮き沈みが激しいレースだったと思います。1ラップ目に行けたところが、2ラップ目は行けなかったり、その逆もありました。その結果、点数を縮められなかったのが大きかったですね。SUGOは得意な会場ですし、応援して下さるファンの方も多いので、最終戦こそ表彰台の真ん中をめざして、3位を脱出してシーズンを終えたいと思います」

関連記事

編集部おすすめ

  1. 【 Webikeニュース編集部 】 初代GSX-Rが発売されてから33年目、6代目のGSX…
  2. GP通算500勝を達成した「YZR-M1」のカラーリングを再現! ヤマハ発動機は、水冷・直…
  3. 二輪車用タイヤ、チューブの専門メーカーであるIRCは、新しいツーリングラジアルタイヤ「RMC…
  4. ホンダは、往年の名車である「NSR250R(MC18)」のカラーを再現した、受注期間限定のヘ…
ページ上部へ戻る