高速道路での事故にどう対応するか

今回は高速道路でもし事故が起こったらどうするか、という話題です。皆さんご存知のように今月5日、お笑いタレント・桜塚やっくん(本名・斎藤恭央さん)ら2人が中国自動車道で事故により亡くなりました。

報道によると状況は、斎藤さんが運転するワゴン車が中央分離帯のガードレールに衝突して追い越し車線で立ち往生。マネジャーの方が車外に出て携帯電話で警察に通報していた際に後続のトラックにはねられ死亡。後続車を止めようと路上に出た斎藤さんも、乗用車にはねられ死亡しました。

とても痛ましい事故ですが、今回の悲劇から私たちは事故後の対応について学ばなければなりません。警察庁によると、高速道路で2012年の1年間に発生した196件の死亡事故のうち、故障や事故のため高速道路上でクルマを降りた後に後続車にひかれて亡くなった人は41人にのぼる、というデータもあるそうです。

また、自動車連盟(JAF)では、高速道路での事故対応の手順として、
1. ハザードランプを点けて路肩にクルマを寄せる
2. 燃料漏れがないことを確認のうえ発炎筒を炊き、三角停止表示板を クルマの50メートルほど後ろに置く
3. ガードレールの外側に避難して、非常電話か携帯電話で通報する
としています。

では、バイクの場合はどうすべきか?
路上に留まってしまうのは最悪の事態ですから、まずは道路外に逃げるべきです。今回のケースのように追い越し車線側だったとしたら、とりあえず中央分離帯側に避難すべきでしょう。
転倒などではなく、ガス欠や電気系トラブルでエンジン停止してしまった場合は、すぐにクラッチを切って、惰性で走れるうちにとにかく路側帯までバイクを寄せて止まり、ライダーはガードレール外に出るべきです。

バイクでは三角停止表示板の携行は困難ですが、後続車に危険を知らせるため、発煙筒は常備しておくことがおすすめです。もちろん、事故を起こさないことが一番ですが、万が一のときどう行動すべきかを普段から考えておくことが大事だと思います。                

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

※写真と本文は関係ありません

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

国産・外車を問わずミニモトからビッグバイクまで、どんなバイクでも乗りこなすモータージャーナリストとして2輪専門誌等で活躍中。
16歳から乗り継いだバイク30台、テストライド経験300台以上。装備や用品、カスタムパーツのテストも数多くこなしてきた。
MFJ公認インストラクター。米国ケビン・シュワンツ・スクール修了。

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