[HONDA]SBK Rd.13 決勝 ファブリツィオ7位。ハスラム8位。第2レースはともにリタイアに終わる

マニクール・サーキットで行われた第13戦フランス大会決勝は終日、厚い雲に覆われ、負傷欠場中のジョナサン・レイ(Pata Honda)の代役として3戦目を迎えるミシェル・ファブリツィオが、予選5番手から第1レースで7位、第2レースも上位を走行していましたが、マシントラブルでリタイアとなりました。チームメートのレオン・ハスラムは、予選15番手から追い上げのレースとなり、第1レースは8位、第2レースは、ファブリツィオ同様、マシントラブルでリタイアとなりました。

今大会は、いつ雨が降り出してもおかしくない不安定な天候の中で決勝レースが行われました。第1レースは、ポールポジションスタートのトム・サイクス(カワサキ)が優勝。Pata Hondaの両選手は、5位争いとなった第3グループの大接戦の中で、し烈な戦いに加わりました。グループを形成したのは、マルコ・メランドリ(BMW)、ミケーレ・ピロ(ドゥカティ)、トニ・エリアス(アプリリア)、ヴァン・サン・フィリップ(スズキ)と、ファブリツィオとハスラムの6選手。コーナーごとにポジションを入れ替える厳しい戦いの中で、ファブリツィオが代役出場してからベストリザルトとなる7位、15番グリッドから追い上げのレースを見せたハスラムが8位でフィニッシュしました。

第2レースも6位争いの大集団の中で健闘した両選手ですが、ハスラムが8周目、ファブリツィオが14周目に、それぞれマシントラブルでリタイアとなりました。今大会は、両レースともに23周で決勝レースはスタートしましたが、第1レースはレース終盤に転倒したマシンが炎上したことで、18周を終えて赤旗中断。第2レースは、レース終盤に雨が降り出したことで22周目に赤旗中断となりました。

今大会、両レースともにランデブー走行を見せたPata Hondaの両選手ですが、Honda CBR1000RRに乗り替えて3戦目のファブリツィオは総合7位。ハスラムは総合13位で最終戦に挑みます。今大会、第1レース、第2レースともに優勝したサイクスがタイトルに王手をかけました。シーズンは最終戦、スペインのヘレス・サーキットを残すだけとなりました。

スーパースポーツ世界選手権(WSS)は、31台が決勝に出場し、予選8番手から決勝に挑んだマイケル・ファン・デル・マーク(Pata Honda)が表彰台争いに加わりますが、最終的に6位。予選7番手のロレンツォ・ザネッティ(Pata Honda)もファン・デル・マークとともに表彰台争いに加わりますが、終盤に転倒、再スタートを切って7位でフィニッシュしました。以下、Honda CBR600RR勢は、ロバート・タンブリーニ(Team Lorini)が8位、ジャック・ケネディ(Rivamoto)が11位。予選6番手から決勝に挑んだダニー・ウェッブ(PTR Honda)は、17位に終わりました。

スーパースポーツは22周のレースでしたが、レース終盤、転倒車が出て、20周を終えた時点で赤旗中断となりました。13戦を終えて、ファン・デル・マークが総合4位、ザネッティが総合5位、ケネディが総合6位。今大会2位でフィニッシュしたサム・ロース(ヤマハ)が最終戦を残し、チャンピオンを獲得しました。

コメント
◆ミシェル・ファブリツィオ(スーパーバイク 7位/リタイア)
「先週のアメリカ大会に続き、今大会もポジティブなレースとなりました。CBR1000RRのブレーキの特徴を、また少し理解することができました。昨日の予選で2列目を獲得できたこともうれしかったです。第1レースはそれほど悪くはありませんでしたが、グリップレベルが下がってからは、旋回性に苦労しました。第2レースは残念な終わり方でしたが、どうしてマシンが止まってしまったのかは分かりません」

◆レオン・ハスラム(スーパーバイク 8位/リタイア)
「決勝レースでは、技術的な問題が発生して残念でした。しかし、これからに向けて重要な方向性を見つけることができたので、とても有意義なレースでした。第2レースへ向けて、マシンのセッティングを変更しました。そのおかげで旋回性が向上し、ここ数ラウンドで課題になっていたことを、すべて解消することができました。また、多くの疑問も排除することができました。今日は15番手からのスタートということで厳しいレースになりましたが、すぐに7番手に上がることができました」

◆マイケル・ファン・デル・マーク(スーパースポーツ 6位)
「かなりいいスタートを切ることができたので、前のグループについていこうとしました。6周か7周を終えたときに、タイヤがかなり消耗してきましたが、それでも一生懸命プッシュしました。しかし、なかなかいいペースを得ることができず、(ファビアン)フォーレ(カワサキ)にパスされました。そのあと、彼についていったのですが、僕の方がコーナーではスピードがありました。今日は、リザルト以上に内容がよかったと思うので、とても残念です。ヘレスでは再び表彰台争いができることを願っています」

◆ロレンツォ・ザネッテイ(スーパースポーツ 7位)
「3位でフィニッシュしようと全力を尽くしました。もっと速く走ろうとして、結果的に大きな転倒をしてしまいました。マイキー(ファン・デル・マーク)と同様にタイヤの選択はよくなかったと思います。僕たちは同じ問題を抱えていました。気温が上がったことが原因かもしれませんが、はっきりしたことは分かりません。しかし、ほとんどのライダーがハードタイヤを使っていました。トップの3人についていくペースはあったと思います。それだけに残念でした」

◆ジャック・ケネディ(スーパースポーツ 11位)
「まずまずのスタートを切ることができましたし、前に出るために一生懸命がんばりました。20番グリッドからスタートして、11位まで上がれてよかったです。今日一番のニュースは、なんとかポイントを獲得できたことです。そしてチャンピオンシップで6位に上がることができました」

◆ダニー・ウェッブ(スーパースポーツ 17位)
「予選ではうまく走れましたし、とても快適でした。しかし、決勝レースでは、マシンの感触が完全に変わってしまい、うまくいきませんでした。いくつかのエリアで苦戦しましたが、いい面もたくさんあったので、次につながるレースとなりました。3度目のスーパースポーツマシンで、予選で6番手を獲得できるとは思っていなかったので、自信になりました」

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