[Ducati]SBK Rd.12 チームSBKドゥカティ・アルスタ、ラグナセカは不本意な成績に終わる

米国カリフォルニア州のマツダ・レースウェイ・ラグナセカで開催されたSBK第12戦は、28日(土)にレース1が、29日(日)にレース2が行われた。チームSBKドゥカティ・アルスタは期待どおりのリザルトを残すことができなかった。

レース1は、カルロス・チェカの代役で参戦したニッコロ・カネパが4番グリッド、バドヴィーニが9番グリッドからのスタートとなった。2度の赤旗中断となったこのレースで、バドヴィーニは9位フィニッシュ、カネパはフロントのバランスを失って転倒してリタイアとなった。

レース2は、前日とは打って変わって、太陽が顔を覗かせて穏やかな天候となった。26周のレースは大きなアクシデントもなく、スタートからフィニッシュまで一度の中断もなかった。ニッコロ・カネパは軽いクラッシュを演じた後にコースに復帰し、15位でフィニッシュラインを通過した。チームメイトのアイルトン・バドヴィーニは、負傷を抱えながらもライディングしたが、グラベルでレースを終えることになった。

■レース1
6周目、カネパが7位、バドヴィーニが13位を走行中、ワイルドカード・ライダーのクラッシュでエアフェンスが破損したため、レースは赤旗中断。再スタート後、カネパは11位、バドヴィーニは再び13位を走行。再開から6周後、カネパはフロントのバランスを失って転倒し、レース続行が不可能になった。さらにそれから数分後にまたしてもクラッシュが発生してコース上にオイルが流れたため、2度目の赤旗が出た。再びスタートが切られたレースは、残り周回数の12周で争われることになった。バドヴィーニは9番グリッドからスタート。足首に痛みを抱えながらもジュール・クルーセル(スズキ)やトニ・エリアス(アプリリア)とバトルを演じ、再々スタート時点のポジションを守り抜いてチェッカーを受け、貴重なポイントを獲得した。

■レース2
カネパは素晴らしいスタートダッシュを決め、4番手のポジションを堅持。マシンに負担をかけずに力強いペースで走行し、先頭集団と互角のパフォーマンスを見せた。しかし、2周目のターン2でマルコ・メランドリ(アプリリア)が強引に仕掛けてきた。カネパは、ポジションの死守を試みたが、フロントブレーキをロックさせてクラッシュ。彼はレースに復帰したものの、50秒をロスして18位に転落したうえにシフトペダルにダメージを受けていたため、挽回は叶わなかった。しかしながら、最後まで安定したペースで走行を重ねた。諦めない気持ちが幸いして、カネパはポイント圏内の15位で完走することができた。

9番グリッドからスタートしたバドヴィーニは、オープニングラップ終了時点で13位。序盤は相応のペースで走行していたが、後半はライバルについて行くのが難しくなった。19周目のターン6でコースアウト。バリアへのヒットを避けるため、彼は転倒を選んだ。コースへは復帰できず、この時点でレースを終えることになった。

◆アイルトン・バドヴィーニ:
「身体的にはまったく問題ない。幸いなことにけがもない。コーナーをクリアできず、真っ直ぐにグラベルに入ってしまった。以前に負傷した足は大きな問題にはならなかったが、この数週間は満足にトレーニングできていないので、終盤は疲労を感じた。今週末もクリニカ・モバイルのお世話になった。改めて医療スタッフの献身的なサポートに感謝したい。マシン熟成に時間をかけたにもかかわらず、適切なセットアップが見つからなかったことに不満が残る。マニクールでは、セットアップを煮詰めて、適切な方向性を見出す必要がある。」

◆ニッコロ・カネパ:
「残念なリザルトだと言わざるを得ない。特にレース2はフィーリングも良く、大した苦労もなく上位陣と同様のペースで走れていただけに悔いが残る。今朝マシンに加えた変更が功を奏して、フロントエンドのフィーリングがかなり良くなった。メランドリに押し出されてアウト側に若干膨らんだが、どうしてもポジションを落としたくなかった。そのせいでちょっとハードにライディングしすぎて、クラッシュしてしまった。シフトペダルが壊れたものの、マシンは大丈夫だったので、レースを継続できた。フリー走行や予選のパフォーマンスを考えると、レースではそれなりに良い仕事ができたと思う。複数のセッションでトップ5に入れたうえ、予選では4位に入ることができた。今週末は、上位陣と同様のペースで走ることができたと思う。もう少し作業のための時間があってレースに出場できたら、もっと楽になって、レースも楽しめたはずだ。」

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