[SUZUKI]JRR Rd.8 JSB1000 津田 3戦連続表彰台!

セミ耐久レースとして行なわれた菅生大会から、約1カ月のインターバルをおいて行なわれた全日本ロードレース第8戦。秋らしい安定した気候のなか、舞台となったのは岡山国際サーキットで、スズキ勢はヨシムラスズキ、チームカガヤマ、モトマップサプライほかGSX-Rユーザーチームが参戦。チームカガヤマは、加賀山就臣が負傷個所の治療のために欠場し、武田雄一が、そしてモトマップサプライは、今野由寛にかわって寺本幸司が代役参戦した。

27日の合同走行では、津田が総合6番手、武田が総合9番手、寺本が11番手タイムをマーク。しかし、この日の走行で、寺本が転倒を喫し、左ひざを負傷。久々のスプリントレースに大きなハンディを負ってしまった。
28日の公式予選は、全30人のうち上位10人がQ2に進出できるノックアウト方式。スズキ勢では、津田が3番手で、武田が8番手でQ2に進出し、寺本は負傷の影響もあって15番手で5列目15番グリッドが確定した。そのQ2では、津田が3番手、武田は7番手で終了。津田はフロントロー、武田は3列目7番手グリッドからのスタートとなった。

合同走行からのウィーク3日間、好天に恵まれた岡山国際サーキット。全クラスともドライコンディションでレースが行なわれ、最後に行なわれたJSBクラスも絶好のコンディションだ。スタートで飛び出したのは中須賀克行(ヤマハ)で、柳川明(カワサキ)をはさんで津田が3番手でオープニングラップをスタート。以下、渡辺(カワサキ)、山口(ホンダ)、高橋(ホンダ)をはさんで武田が7番手、寺本は12番手あたりの集団で序盤をスタートした。トップグループは、中須賀、柳川、津田の3台が4番手以下を引き離していく展開。3周目には柳川がトップに立ち、中須賀が2番手に下がって、津田はかわらず3番手。津田はなんとか上位2人にくらいついていくが、なかなかその差は縮まない。そして武田は、藤田(ヤマハ)を従えて、山口に次ぐ7番手を走行する。レースは中盤に再び中須賀がトップに立ち、柳川が2番手に下がり、津田も3番手をキープ。後方から順位を上げてきた高橋が津田に迫るものの、津田は高橋を振り切って3位でフィニッシュ。武田は終始単独の7番手をキープし続け、寺本も12番手をキープしたままゴール。武田、寺本とも、ポイントを獲得したレースとなった。

これで津田は筑波大会の優勝から、菅生大会の3位、ここ岡山大会も3位と3戦連続表彰台を獲得し、ポイントランキングで、トップまで13ポイント差の3位から、順位をひとつ落としたものの11ポイント差の4位で最終戦へ。最終戦・鈴鹿大会は2レース制のため、ボーナスポイントとあわせ最大56ポイントを獲得できるため、津田はさらにランキングを上げられる可能性を残して最終戦に臨むことになった。

コメント
◆津田 拓也(ヨシムラスズキレーシングチーム 予選レース/3位 決勝レース/3位)
「3位で終われたとはいえ、最後までトップ2人に迫ることができませんでした。なんとか1回はアタックしたいと思っていたのですが、予想通り中須賀さん、柳川さんのペースが速かったです。序盤はまだ回りの状況をみながら2人についていけたのですが、仕掛けるまで詰めることができず、どんどん僕の方がキツくなってきてしまいました。これまで、初コースでも何ラップかは攻めきった感覚を持って終われたのですが、今回はそれがありませんでした。最後まで攻略できなくて、課題が残りましたね。自分がもっと速くなるために何をすべきかもわかったレースだったので、それを最終戦・鈴鹿にぶつけたいと思います。鈴鹿は走ったことがあるコースだし、8耐でも走り込んでいるので、言い訳できないですからね。勝てるマシンを用意してくれているチーム、応援してくれるファンのみなさんも喜んでもらえるようなレースがしたいです。」

◆寺本 幸司(MotoMap SUPPLY 予選レース/15位 決勝レース/12位)
「金曜にケガをしたのがすべてです。レースへの準備はきちんとできていたし、事前テストでマシンの仕様やタイヤもしっかり決められていたのに、自分でそれをダメにしてしまいました。せっかく参戦のチャンスを頂けたのに結果を出せず、申し訳ない思いでいっぱいです。レースはまだまだ無理が効かない中で、精一杯できたとは思います。想定していたタイムよりは低いレベルですが、スタートからフィニッシュまでタイムが落ちない走りができたと思います。ただ、事前に想定していたペースでいけば、トップ6くらいではレースができたとも思いました。参戦のチャンスを頂いたチーム、応援してくれた皆さんに感謝です。久しぶりのスプリントレース、すごく楽しかったです。」

◆武田 雄一(Team KAGAYAMA 予選レース/7位 決勝レース/7位)
「前も後ろも離れてしまった単独の7位だったので、あまりレースを楽しんだ実感がないまま終わってしまいました。参戦のチャンスをもらって、あれもやりたいこれもやりたいと欲が出てきてしまって、決勝に対する準備も少し遅れてしまったのはありますし、もっとタイムを出せて前の方を走れると思っていたのですが、流れを考えると順当な結果かなという気もします。予想以上にタイムが落ちるのが早くて前のライダーとも絡めなかったし、結果を出せなくて悔しいです。それでも、チームがレースに集中する環境を作ってくれて感謝しています。今後のテストにつながる課題がハッキリわかったという意味では、レースでしか得られない、良いデータを獲ることができたという点では、プラスのことも多いレースでした。」

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