スズキから大型アドベンチャーツアラー「V-Strom1000」登場!

スズキは9月21〜22日にフランス ル・マン近郊のブガッティ・サーキットで行われた「第36回ル・マン24時間耐久レース」会場にて、海外向け二輪車の2014年新モデルを発表。
中でも注目は「V-Stromストローム 1000 ABS」だ。2012年の「インターモト」に出品されたコンセプトモデルがついに量産市販車として登場する。

タフで野性的なデザインコンセプトはスズキ初の大型デュアルパーパスモデルとして発売され、パリダカなどの国際ラリーでも活躍した「DR750S」(1988年製)がモチーフで、「様々なライダーにスポーツアドベンチャーツアラーの醍醐味である汎用性、操る楽しさや長距離移動の快適性を提供するべく開発された」ということで、最新の電子制御技術を含めたライダーフレンドリーな装備がふんだんに投入されている。

エンジンは軽量・コンパクトな新設計の水冷1037cm3V型2気筒を採用し、従来モデルに比べてボアを拡大して高回転高出力化。最高出力74kw/8000rpmを達成している。FIはECMを従来の16ビットから32ビットにバージョンアップし、インジェクターも従来の4穴から10穴タイプとしスロットルリニアリティを向上。
シャーシは高剛性アルミ製ツインスパータイプをメインフレームにスチール製サブフレームを採用。サスペンションは前後KYB製フルアジャスタプルタイプとし、フロントブレーキもラジアルマウントタイプのモノブロックキャリパーとABSを装備。スズキ2輪車初採用の3段階セレクト方式のトラクションコントロールシステムおよび、スリッパー&アシストクラッチを搭載する。また、調整式スクリーンや電源ソケット&大容量ジェネレーター、オプションで3ピースラゲッジシステムや各種ガード類など、快適なロングツーリングのための装備が用意されている。

生産はスズキ豊川工場で10月から開始され、欧州、北米、大洋州などの地域に順次輸出する計画とのこと。世界的な潮流であるアドベンチャーツアラーブームに一石を投じる存在になるか、注目されるところだ。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

【関連ニュース】
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ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

国産・外車を問わずミニモトからビッグバイクまで、どんなバイクでも乗りこなすモータージャーナリストとして2輪専門誌等で活躍中。
16歳から乗り継いだバイク30台、テストライド経験300台以上。装備や用品、カスタムパーツのテストも数多くこなしてきた。
MFJ公認インストラクター。米国ケビン・シュワンツ・スクール修了。

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