[YAMAHA]JTR Rd.5 黒山健一、大接戦を制して今季2勝目 野崎史高は惜しくも優勝を逃して3位

第4戦から2ヵ月以上のインターバルをおいて開催された第5戦は山口県下関市のフィールド幸楽で、まだ残暑も感じさせる秋晴れのもとで行われた。第1戦が中止されたため、実質的には今季4戦目となる今回。第2戦は黒山健一(ヤマハ)が圧勝したが、第3戦と第4戦は僅差で小川友幸(ホンダ)が2連勝しており、黒山にとっては負けられない第5戦となった。優勝争いは野崎史高(ヤマハ)も加わり、かつてない大接戦となった。

好天に恵まれ、3連休の中日とあってか多くの観客を集めた。国際A級スーパークラスは4時間30分の持ち時間で12セクションを2ラップした後、インターバルをはさんで観客が見やすい場所に用意された、より難易度が高く設定された2つのスペシャルセクション(SS)に挑んだ。

セクションは決してやさしいものではなく、崖のような急斜面を上がったり大岩を連続して越えていくなどハイレベルな設定だったが、黒山はなんと1ラップ目の12セクションを全てクリーン(減点0で走破)した。一方、ライバルの小川も1ラップ目をオールクリーンでこなし、勝負は2ラップ目へと突入した。そしてまた、2ラップ目も黒山と小川の2人だけがクリーンを続け、勝負はとうとうSSまで持ち込まれた。SSでも両者ともオールクリーンとなった場合は、より短い時間で2ラップをこなした小川がタイム差で黒山よりも上位になる状況だった。大観衆が固唾をのんで見守る中、SS1つ目のセクションは両者ともクリーン。ついに迎えた最終セクションは、入り口の大岩を上がるところで、小川が落ちて失敗。これで俄然有利になった黒山は足着き1回の減点1でこの難関を突破、待望の今季2勝目を獲得した。ランキングでも同ポイントに追いついた黒山が、ランキングトップに返り咲いた。

野崎は1ラップ目の第1セクションで1回足を着いたものの、その後は黒山や小川と同様にクリーンを連発。最終セクションを残して減点1のままで来ていたため、黒山や小川を逆転する可能性もあったが、クリーンを狙った最終セクションで惜しくも失敗。2位小川と僅か1点差で3位となったが、黒山や小川と最後の最後まで手に汗握る優勝争いを見せて観客を沸かせた。

◆黒山健一選手談(優勝)
「第3戦、第4戦は簡単なミスで負け続けていました。今回も小川選手と最後までオールクリーンだったため、そのままゴールしたらタイム差で僕が負けるという状況でしたが、小川選手が失敗したことで勝つことができました。最終セクションの大岩は絶対に上がらなければと思っていたので、一番最後に走れて良かったです。より確実に行くことができました。やっと同ポイントに戻せたので、あと2戦も勝てるようにシッカリと走ります」

◆野崎史高選手談(3位)
「勝てませんでしたが、クリーンを続けて優勝争いができたので、そこは気分良く走れました。勝てなかったのは、自分の弱さが出た結果です。クリーンを続けるのは心臓バクバクでしたが、ひたすらクリーンを狙うしかないので、絶対に失敗しないようにしました。最終セクションもクリーンしか狙っていませんでしたが、失敗して悔しいですね。次は2位または1位で終われるようにしたいです」

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