正統派カフェレーサー「コンチネンタルGT535」いよいよデビュー!

今春のモーターサイクルショーでも話題を呼んだ、ロイヤルエンフィールド待望のニューモデル「コンチネンタルGT535」がついにデビューする。

「コンチネンタルGT535」は1960年代にモーターサイクルと共に勇名を馳せた“ロッカーズ”のサブカルチャーに発想の原点があるという。60年代はロンドンを中心に若者文化が花開いた時期であり、当時隆盛を極めた英国車をベースに思い思いの改造を施し、ストリートレースに興じた、いわゆる“カフェレーサー”スタイルが流行した。シンプルでクールなデザイン、軽い車体と機敏なハンドリングを生かし、自由なフィーリングを楽しむというモーターサイクル本来の姿を現代の技術で再現したモデルである。

デザインのモチーフは1965年製Continental GT(250cc)。クリップオンハンドルや扁平ロングタンク、シングルシート、そして伝統的な真紅のカラーリングなども元祖GTにインスパイアされたものだ。

エンジンは現行ロイヤルエンフィールドの500ccシリーズと同じユニットコンストラクションタイプの空冷単気筒OHVながら、排気量を535ccに拡大するとともにFIマップも変更、マフラーも専用のスポーツタイプとすることで、出力向上とともにパンチの効いたパワー特性を実現。

カフェレーサーとしての正統的な乗り味を忠実に再現するために、英国ハリス・パフォーマンス社と共同開発による新設計のダブルクレードルフレームが採用され、足回りにはφ41mm正立フォークとパイオリ製ツインショック、ブレンボ製前後ディスクブレーキ、ピレリ製スポーツデーモンタイヤなど一流コンポーネンツをセレクト。トラディショナルな雰囲気の中にも現代的な走りのパフォーマンスが与えられているのが特徴だ。

ロイヤルエンフィールド社は19世紀に英国で創業し、1901年からモーターサイクルの製造を続けてきた最古のモーターサイクルメーカーである。現在はインド資本の大手自動車関連企業であるエイカーモータースの傘下にあり、特にここ数年はインド国内需要の伸びにも支えられ、毎年50%増を達成するなど勢いに乗る。「コンチネンタルGT535」も今年4月にチェンナイ近郊に新設された最新設備のファクトリーで生産され、世界マーケットを見据えた本格的な増産体制に入っているという。伝統的な英国車の流れを汲む正統派カフェレーサーが、元気よく街を駆ける姿を間もなく見られるはずだ。

なお、日本での車両本体価格は879,900円(税込)。車両入荷予定11月下旬、発売予定12月1日となっている。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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