ルーツは英国にあり!

今週は仕事で英国に来ています。街ではコートを着た人もちらほら見かけ、すでに晩秋の雰囲気ですね。イングランド中部の都市、バーミンガムにある「ナショナル・モーターサイクル・ミュージアム」にはバイクが生まれた20世紀初頭の黎明期から現代に至るまでの英国車が展示されていて、その歴史を辿ることができます。

驚いたのはバイクの種類の多さ。英国車として広く名の知れたBSAやノートン、トライアンフ、ロイヤル・エンフィールドなどの他、
バイクのロールスロイスと呼ばれ、「アラビアのロレンス」が愛したブラウ・シューペリアや30年代に初めてトン・アップ(時速100マイルオーバー)を達成し世界最速と謳われたヴィンセントなどの名車を間近で見ることができます。800台近くが互いに接するほどに所狭しと置かれていて、見ているほうがヒヤヒヤします。

デザインも個性的ですが、エンジン形式もベロセットの水平対向、AJSのV4、アリエルの箱型4気筒、果ては2スト縦置き直列3気筒に至るまでバリエーション豊か。水冷エンジンやモノショック、フルカウルなど、現代の最新マシンにつながるアイデアのほとんどは英国車の黄金時代だった20世紀前半にすでに考案されていたことが分かります。
その後、日本車などの台頭により英国車は衰退していくのですが、今見てもその格調高いモノ作りへのこだわりや志の高さには感銘を受けます。

最近はコストやマーケティング重視の風潮ですが、そこから一歩離れたところで、バイクという乗り物を再考してみてもいいのではと思いました。皆さんも、機会があったらぜひ一度足を運んでみてはいががでしょう。

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