[Kawasaki]ARRC Rd.5 藤原、ホームコースで見事ポールトゥダブルウィンを達成!

アジア選手権第5戦、日本ラウンド2戦目となるオートポリスは、第4戦鈴鹿の興奮が冷めやらぬまま9月6〜8日の日程で開催された。

オートポリスは1周約4.7km、丘陵地帯の傾斜を活用して設計されたコースで、アップダウンが特徴的なコースである。

鈴鹿で2レースとも表彰台の一角を確保した藤原は、ホームコースと呼べるオートポリスで過去4レース中3勝を挙げており、今回も2連勝を飾るべく高いモチベーションを持って現地入りした。

◆レポート
今大会は全日本選手権と併催のため、他の開催と異なり木曜日に2回のフリー走行、金曜日に3回目のフリー走行と予選が行われた。藤原は、初日のフリー走行では2回ともトップタイムをマーク、金曜の予選ではアジア選手権のコースレコードとなる1.53.584をマークしポールポジションを獲得した。以下、鈴鹿で2連勝を飾ったワイルドカードで出場の中富(ヤマハ)が1.53.771、カマルザマン(ホンダ)が1.53.880と、僅差でつけており、鈴鹿同様激しいバトルが展開されることが予想された。

迎えた土曜日のレース1は、天候が懸念されたが、雲は多いもののドライコンディション、12周で行われた。

ポールポジションから好スタートを決めた藤原はホールショットを奪う。その背後につけた中富は第1ヘアピンで藤原の前に出てレースの支配を試みるが、藤原は3周目の1コーナーで中富をパス、再びトップに立つ。その後方ではスタートでやや出遅れたカマルザマンが、ペースが上がらない伊藤(ヤマハ)、ババ(ヤマハ)をパスし、中富の背後に迫る。トップ3は1分54秒台前半というハイペースで後続を引き離し、6周終了時点で4番手との差を2秒1まで広げる。序盤から中盤までの間、3台は互いのライディングを確認するかのようにテールトゥノーズで周回を重ねるものの、順位に変動はなかった。しかし、残り3周を切った段階でレースが動く。1コーナーの進入で藤原のインをついた中富がトップを奪取、藤原が3コーナーで抜き返すと、中富は再度第1ヘアピンで前に出る。このレースでの勝利に執念を燃やす藤原は直後の第2ヘアピンで中富のインにマシンをねじ込みトップを奪取、鈴鹿以上に激しいドッグファイトが展開された。

11周目、中富が第1コーナーで勝負を仕掛けトップに立つ。中富、藤原、カマルザマンの順で最終ラップに突入、ここから手に汗握る勝負が展開された。第1コーナーでのブレーキング競争で藤原がトップに浮上するが、中富も引かず第1ヘアピンで再度トップに浮上する。その立ち上がり、藤原は中富の背後にぴったりとつけると、第2ヘアピンで中富を抑えトップを奪取する。残された勝負所はあとわずか。中富はダウンヒルで勝負を試みるが、前に出ることはできず、藤原が逃げ切ってポールトゥウィン、今季2勝目を挙げた。トップ3のタイム差はわずか0.096秒という僅差だった。

レース2が行われた8日日曜日は、前夜雨が降ったものの、時折雲の切れ間から陽が差す天候の下で行われた。レースが行われるのは14時45分なので、朝に行われたウォームアップ走行の後はトークショーやピットウォークでのファンサービスを積極的に行い、リラックスしてレースを迎えた。

ポールポジションのグリッドからスタートした藤原はホールショットを中富に譲ったものの、3周目の1コーナーで首位を取り返すとラップタイムを1分54秒台に上げレースをリードする。その後方では初のタイトル獲得に燃えるカマルザマンが中富と激しいバトルを展開する。6周目に中富を交わしたカマルザマンはその勢いで藤原に肉薄、7周目の1コーナーで首位に立つ。しかし、藤原は3コーナーですぐに奪回、中富もカマルザマンを4コーナーで交わし藤原の連勝を阻止するべく追撃を図るが、今度はカマルザマンが第2ヘアピンで2番手に浮上する。

その後も中富とカマルザマンは緊迫したドッグファイトを展開、最終ラップは藤原、中富、カマルザマンの順で突入する。パッシングポイントとなる1コーナー、2個のヘアピンを中富を抑えて通過した藤原はチェッカーを目指して上り区間を駆け上がる。しかし、最後まで諦めない中富はそののぼり区間で強引に藤原のインにマシンをねじ込み接触、ひやりとしたが、最終コーナーから最初に姿を見せたのはライムグリーンのNinja ZX-6R。藤原はホームコースでの必勝を期待されプレッシャーがかかる中、見事ポールトゥダブルウィンを達成、ポイントランキング首位のカマルザマンとの差を19.5点とした。

ファドリは、13 / 9位、ユディスティラは19 / 15位、マレーシアのバハルディンが15 位/ リタイア、今年SS600初参戦のヌールは21 / 18位という結果だった。

関連記事

編集部おすすめ

  1. エッジの効いたラインとスパイダーメッシュ柄 アライは、機能に徹したスタンダードフルフェイス…
  2. サーキット直系のクオリティーをストリートで! アクラポビッチは、ニンジャ1000(Z100…
  3. 欲しいバイクがきっと見つかる!「ウェビックバイク選び」のスタッフが試乗して「普通のライダー目線」のレ…
  4. 【 Webikeニュース編集部 】 初代GSX-Rが発売されてから33年目、6代目のGSX…
ページ上部へ戻る