[YAMAHA]JMX Rd.7 IA1:平田優が第2ヒートで2位表彰台を獲得!

第6戦からおよそ2ヵ月のインターバルを経て、全日本モトクロス選手権が再開された。決勝は午前中は雨となり、北海道、藤沢に続きコースはマディコンディションとなったが、久々の全日本ということもあり6,600人ものファンが詰めかけた。IA1クラスは「ヤマハ・YSP・レーシング・チーム」の平田優が第2ヒートで2位を獲得して、総合成績でも2位とランキング3位をキープした一方、田中教世は決勝前に行われた公式練習中に転倒して怪我を負い、決勝は欠場となった。

またIA2クラスは、2014年型YZ250Fがデビュー、これを駆る安原志(名阪レーシング)が、第1ヒートで国際A級では初となる表彰台(2位)を獲得。さらにレディースクラスでは、安原さや(名阪レーシング)が2位を獲得し、各クラスでヤマハライダーが活躍した。

◎IA1:平田優が第2ヒートで2位表彰台を獲得!

マディコンディションでのレースとなった第1ヒート、好スタートを切ったのは星野優位(ホンダ)、これにYZ450Fを駆る尾崎友哉が2番手で続く。平田もスタートは好位置につけるが、第1コーナーでアウトに膨らみ4番手あたりで第2コーナーへ。しかし1周目に順位を落とし、8番手で2周目に入る。

序盤は、星野を先頭に熱田孝高(スズキ)、小方誠(ホンダ)、小島庸平(スズキ)がトップグループを形成。平田はその後方グループでレースを進めるが、徐々に順位を上げ、さらにトップグループから遅れ始めた熱田を捉えて4番手に順位を上げる。しかし、その直後に転倒、再び熱田にかわされ5番手となるが、すぐに再スタートを切った平田は、再びペースを取り戻して挽回を試みる。すると終盤に入り、小島が転倒して一つ順位を上げ4位でフィニッシュとなった。優勝はIA1クラス初優勝となった星野、2位は小方、3位は熱田。

天候も回復し、ほぼドライコンディションの中で行われた第2ヒートは、池谷優太(スズキ)のホールショットでスタート。平田も好位置につけ、池谷に続く2番手で1周目を終えると、すぐに池谷を捉えトップに立つ。この平田の動きに反応したのが成田亮(ホンダ)。平田のペースに食らいつき、3番手以下を引き離しながらマッチレースを展開する。

この中で平田は、成田のプレシャーをしのぎながら5周目までトップを守ったが、6周目に逆転を許す。その後は成田の背後につき再びトップを狙うが、徐々に離されてしまい後半は単独走行を続け、成田に続く2位でフィニッシュとなった。

なお、総合成績は小方が総合優勝、総合2位は平田となり、ランキングトップの小島が総合6位となったため、順位こそ変わらなかったが、小島から3位の平田までの差はわずか12ポイントと、4位成田までは30ポイントと、ランキング争いは近年まれに見る混戦となった。

◎IA2クラス:安原志が第1ヒートで2位となり、国際A級初表彰台をゲット!

第1ヒートは、能塚智寛(カワサキ)、佐々木雅哉(ホンダ)ら国際A級のルーキーが先行、2014 年型YZ250Fを駆る安原もスタートから好位置につけ6番手で1周目を終える。序盤は、レース前まで降り続いた雨の影響もあり多くがスリップダウン。上位陣も例外ではなく数名が脱落したが、安原は安定した走りで着実に順位を上げ、4周目に4番手とすると、5周目にはさらに一つ順位を上げて3番手に浮上する。その後は単独で周回を重ねていたが、マシントラブルでペースを落としたトップの竹中純矢(カワサキ)を捉えて2番手に上がり、そのままフィニッシュ。多くのファンが見守る地元の名阪で、国際A級では自身初となる表彰台を獲得し、第4・5戦と優勝・表彰台を獲得した渡辺祐介(チーム ピットイン)に続き、また一人若きヤマハライダーが、トップライダーの仲間入りを果たした。

佐藤亮(ホンダ)のホールショットで幕を開けた第2ヒートは、その佐藤が序盤から先行、これに竹中、富田俊樹(ホンダ)、山本鯨(ホンダ)がトップグループを形成し、これから少し離れて渡辺が8番手で続く。その後、渡辺は、佐藤、田中雅己(ホンダ)とともに5から7番手を争いながらレースを進めるが、後半に転倒して単独7番手に。しかし、ラスト2周で田中、佐藤がアクシデントにより転倒、これで順位を上げ5位でレースを終えた。優勝は竹中、2位は富田、3位は岡野聖(スズキ)。なお、安原はスタートで遅れ、そこから挽回して一時は12番手としたが、ラストラップに転倒し17位でゴールした。

◎レディースクラス:安原さやが今季5度目の表彰台となる2位を獲得!

ホールショットを奪ったのは竹内優菜(ホンダ)、ヤマハでは本田七海(Team KOH-Z)が上位でスタートしたが、安原は中団に飲み込まれてしまう。1周目を終えてのトップは竹内、これに川村真理子(KTM)、延永若菜(ホンダ)が続き、本田が5番手、安原は9番手につけるが、序盤から上位陣が次々と転倒し、安原はすぐに6番手とすると、ここから安原が一気にスパートをかけ5周目には2番手とする。しかし、この時点でトップの竹内とは10秒以上の差があり、終盤まで追い上げを続けたが届かず竹内に続き2位でフィニッシュ、3位には畑尾樹璃(カワサキ)が入った。本田は5番手走行中に転倒があり、7位でチェッカーを受けた。

次回の第8戦関東大会は、10月5・6日の2日間、埼玉県のオフロードヴィレッジで開催される。

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