「いい加減」に生きるべし!

先日、交通安全祈願で全国的に有名な川崎大師様でご祈祷していただいた時に、お坊さんの説教にとても感銘を受けたのでご紹介したいと思います。

幸せには「ポジティブな幸せ」と「ネガティブな幸せ」があるそうです。
ポジティブというのは、たとえば事業が成功したとか、出世したなど上昇志向のもの。ネガティブとは、今日も一日何事もなく無事に過ごせてよかったと思う、いわば安定志向のものだそうです。

ビジネスの世界では一見、ポジティブに進んだほうが良いように思えますが、自分の思い通りにならないと知ったとき、一気に自分は不幸だと感じてしまうのが難点だとか。

それに対して、最初から何もないことを良しとするネガティブでは、自分が今日も生きていることに感謝し幸せな気持ちになれる。仏教の基本はどちらかというと、ネガティブな幸せを見出すことにあるそうです。

バイクになぞらえるなら、「タイムが出ない」とかでイジイジするより、「今日も無事帰ってこられた」ことに感謝する気持ちが大事なのかもしれませんね。

そして、一番心に残ったのは「いい加減」であれ、と言われたことです。「いい加減」とはもともとは「良い加減」から来ていて、ちょうどいいあんばいという意味だそう。けっして悪い意味ではないんですね。

人間だれでもポジティブとネガティブの間を漂っているわけで、その間を「いい加減」に生きなさい、という話でした。
凡人にはなかなか簡単にはできないものですが、少しだけ両肩から力が抜けた気がしました。お説教もたまにはいいものですね。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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