BSB Rd.8 清成龍一、マシンは向上しつつも、表彰台には届かず

ブリテッィシュスーパーバイク選手権シリーズも残り5戦。シリーズ一つ目の山場が近づいている。同シリーズはショーダウンを採用。これはシリーズ第9戦終了時のランキングトップ6名のライダー全員が500ポイントで並ばせ、それにそれまでに獲得した表彰台ポイントを与えると言うシステム。これにより、事実上この6名しかタイトルを獲得することができなくなり、残り3戦でタイトル争いをすることになる。

清成はランキング5位でシリーズ第8戦を迎えた。この週末でショーダウン進出を果たすのにはこのレースが終わった時点でランキング7位との差を51ポイント以上あれば、当確となる。この時点で清成と7位のウェスモアランド(BMW)との差は25ポイント。だが、まだ残りまだ1戦があるため、清成の目標はまず、その7位とのポイント差をひろげ、かつショーダウンで有効になる表彰台ポイントを獲得することだった。

ウェットコンディションで始まったフリー走行1回目で清成はセッショントップ。だが、ドライコンディションになったフリー走行2回目以降、清成は最適のセッティングに苦労をする。ひとつ問題点を直せば、また他の問題点が出てしまう中、清成はフラストレーションを見せずに、根気よくピットインを繰り返し、トップ勢と十分に戦えるセッティングを試した。

だが、次から次へと表れる問題点をすべて解決することはなかった。公式予選では難なくQ3まで進出をしたが、トップ勢との差は一目瞭然。2列目6番グリッドが精一杯だった。

予選6番手からスタートした決勝レース1で清成は遅れを取り、順位を落とす。そこからはひとつずつ順位をあげて行ったが、7位フィニッシュ。決勝レース2ではスタート直後にはトップグループに食らいついていたが、徐々に離される展開になり、そこからは6位争いの先頭で周回を重ねる。段々とペースを掴み、トップグループとは僅差のラップタイムで中盤を周回したが、トップとの差は縮まることはなかった。6位争いからも抜け出した清成は、レース後半から中盤にかけては6番手を単独走行。レース終盤に上位陣で転倒者が出たため、順位をひとつ上げ、5位でフィニッシュをした。

この2レースで清成は合計142ポイントから162ポイントになり、ランキング6位を争う陣営の前でフィニッシュをすることが出来た。現在ランキング7位のウェスモアランドとの差を32ポイントまで広げた。清成は次戦の第1レースで25ポイント以上の差をつけていればショーダウン進出が確定する。

ブリティッシュスーパーバイク選手権シリーズ第9戦は9月6日から8日、ドニントンパークで開催される予定。

◆清成龍一のコメント
マシンは良くなっているのですが、表彰台を狙えるマシンにはなってませんでした。ひとつ解決すれば、他の問題が出てしまうので、重要なのはバランスのとれたセッティングを見つけることだと。次のレースでしっかりショーダウン進出を決め、シーズンが終わるまでタイトルを諦めないで頑張りたいと思います

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