[SUZUKI]JRR Rd.6 津田 100マイルを走り切って3位入賞。

鈴鹿8耐をはさんで、JSBクラスにとっては6月29日以来の開催となる全日本ロードレース第6戦。この菅生大会は、今年から新たに導入された、全日本ロードレースで初めての「セミ耐久レース」。レース距離は100マイル(約160km=43周)と規定され、最低1度はピットインしなくてはならないルール。ライダーは2人まで走行OKで、ピットスタップをクリアすれば、給油やタイヤ交換も自由とされた。

スズキ勢では、ヨシムラスズキとチームカガヤマが出場した菅生100マイル。ヨシムラスズキは、登録ライダーは津田拓也ひとりだけで、チームカガヤマは加賀山就臣と武田雄一のふたり。なお、トップチームでライダーを2人登録しているのは、チームカガヤマ、YSPレーシング、TOHOレーシング(ホンダ)くらいで、各チームの戦略も注目されるレースとなった。

23日金曜日の合同走行では、ヨシムラスズキの津田が3番手発進。チームカガヤマは加賀山のタイムで4番手につけ、2人ライダー登録によるマシンセッティングのすり合わせや、給油&タイヤ交換などのピットワーク練習などを行なう姿が見られていた。

24日土曜日の公式予選では1時間の長時間で行なわれることとなり、セッション序盤からチームカガヤマやヨシムラスズキ、YSPレーシング(ヤマハ)、チームグリーン(カワサキ)、ハルクプロ(ホンダ)がトップ争いを行った。中でもチームカガヤマの仕上がりが早く、セッション終盤までトップタイムをキープしていたが、残り10分ほどで中須賀(ヤマハ)、高橋(ホンダ)がタイムアップしてトップタイムを奪う、しかし、最後の最後で津田が逆転。うれしいJSB初ポールポジションを獲得。チームカガヤマは4番手グリッドとなった。

決勝レースが行なわれた日曜日は、気温も下がり、JSBクラスのレース直前に雨がパラつくコンディション。わずかに雨も心配されたが、全車19台がスリックタイヤで、レースはル・マン式でスタートが切られた。

レースは、昨年の九州大会で負った負傷がまだ癒えていない加賀山のグリッドまでの自走が心配されたが、大きな混乱はなく、なんとその加賀山が4番グリッドからホールショットを獲得。しかし、すぐにS字下で津田がトップに浮上し、加賀山、中須賀、柳川、高橋、山口が続いた。

しかし、加賀山が1周目のSPインコーナーで転倒を喫し、そのままリタイヤ。メディカルセンターに運ばれチェックを受け、大きな負傷はなかったが、大事を取って仙台市内の病院へ運ばれた。

レースは津田が序盤から主導権を握り、中須賀、柳川、高橋との4台でトップグループを形成し、10周目を越えたあたりで津田が2番手以下を徐々に引き離す快走を見せていた。しかしレース距離が半分ほどに差し掛かる20周を越えたあたりで、周回遅れにペースを乱された津田は後方から柳川に追い付かれ、そのまま上位陣が次々とピットイン。まずは高橋がピットに入り、給油と前後タイヤを交換してピットアウトすると、津田もピットに入り、給油とリアタイヤ交換のみで再びコースへ。この頃、一時トップに立った柳川は転倒を喫し、大きくタイムロス。中須賀もピットインし、給油とリアタイヤ交換で再スタートした。上位陣がピットワークを終えた後半は、中須賀、津田、高橋の順でトップ争いが繰り広げられた。

この3台によるトップ争いは、僅差のまま周回を消化し、ついにレースは終盤へ。残り5周あたりで、津田は高橋にかわされて3番手となるが、離されること無く上位2台に食らい付いて行った、そしてついにラストラップへ。中須賀を一度かわした高橋がトップに立つものの、中須賀も抜き返し、3台がもつれるようにフィニッシュラインを通過。

結果、中須賀がトップで0秒072差の2位に高橋、津田は中須賀まで0秒124差、高橋まで0秒052差という僅差で3位フィニッシュとなった。

◆津田 拓也  ヨシムラスズキレーシングチーム
予選レース/1位 決勝レース/3位
「序盤のペースは良かったんですが、ピットイン前のタイヤが消耗している状態でペースをキープできず、後続に差を詰められてしまいました。タイヤ交換のあとは、リアをフレッシュに、フロントはそのままでレース後半を戦ったんですが、前後のグリップバランスにてこずってしまい、乗り方をアジャストしているうちに、ペースを上げられずに中須賀さんに逃げられてしまった感じでした。初めての菅生での決勝レースで、苦手意識をすこしずつ解消しながらのレースになったんですが、マシンヤタイヤの状態がいい時のスピードを、条件が変化する中でいかにキープするかと言うのが課題として残ったと思います。」

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