[KTM]WMX Rd.15 カイローリは総合2位で 年間チャンピオン獲得は持ち越し!

ベルギー南部、ルクセンブルグとの国境に近い街/バストーニュで開催された『2013モトクロス世界選手権/第15戦ベルギー』。Red Bull KTMファクトリーチームからMX1クラス(2st250cc以下、4st450cc以下)に参戦した#222/Antonio Cairoli(アントニオ=カイローリ)は1-2で総合2位。ここでの年間チャンピオン獲得はかないませんでした。

そのチームメイトの#9/Ken de Dycker(ケン=デ=デッカー)は6-8で総合6位。MX2クラス(2st125cc以下、4st250cc以下)のチャンピオンを獲得した#84/JeffreyHerlings(ジェフリー=ハーリングス)は土曜日の予選でクラッシュ。肩を脱臼しレースをキャンセル。それにより全戦総合優勝の夢も絶たれてしまいました。

チームメイトの#911/Jordi Tixier(ジョルディ=ティクシー)は2-で総合2位となりました。

■MX1クラス

第1モトで、カイローリがポイントランキング2位のC・ディザール(スズキ)に対し10ポイント差を付けてゴールすれば、カイローリは7度目の世界タイトルを獲得することができるという計算でした。

迎えた第1モト。カイローリはホールショットを獲得しますが、ディザールもすぐ後ろに付け、この2人の緊張関係はレース終盤まで続きます。そしてファイナルラップ。ディザールがクラッシュしカイローリが1位、すぐに復帰したディザールは2位でチェッカーを受けました。

一方チームメイトのデ・デッカーは10位でスタートし、そこから一時5位にまでポジションを上げますが最終的には6位でチェッカーを受けました。

そして第2モト。カイローリはディザールに7ポイント差を付けてゴールすれば年間チャンピオンが決まります。しかし、それはなりませんでした。カイローリは好スタートを切りましたが、地元ベルギーのファンの声援に後押しされたディザールはカイローリを早々にパスし首位に立つと、そのままトップでゴールしたのです。

その結果、ディザールが総合優勝。カイローリは総合2位となりました。

デ・デッカーは足首の怪我の影響で第2モトを8位でフィニッシュ。総合では6位となり、ポイントスタンディングでは3位をキープしました。

◆カイローリのコメント:
「第1モトではディザールを引き離そうとした。そして第2モトでは好スタートが切れたが2コーナーでミスを犯し、そのスキにディザールにかわされてしまった。彼を追いかけようとしたが、たとえ彼をかわしてもシリーズタイトルを決めるほどの差を付けられないと分かっていた。そこで私はリスクを避け、タイトル獲得を次週に持ち越すことにした」

◆デ・デッカーのコメント:
「スタートは悪くなかったがプッシュすることができず、皆にかわされてしまった。地元ベルギーでのレースを楽しみにしていたが、足首の状態が悪く、そのなかでベストを尽くした」

■MX2クラス

前戦でMX2クラスの2013年シーズンタイトルを獲得したハーリングスは、土曜日の予選でクラッシュ。そのときに肩を脱臼。決勝はキャンセルとなりました。その結果、MX2クラスの第1モトは大荒れの展開となりました。

その第1モト。5台によるトップグループのなかにいたティクシーは、3番手をキープしていいました。しかし直後に降り始めた雨が路面コンディションを変化させ、状況を難しくしていきます。そして15ラップ目、ティクシーは2位に浮上し前を行くD・フェリス(ヤマハ)を追いますが、そのまま2位でチェッカーを受けました。

続く第2モト。スタートで失敗したティクシーは、前車が跳ね上げる泥で視界を失い、ゴーグルを外した状態でレースを戦うことになりました。それは過酷を極め、ティクシーにいままででもっとも難しいレースだったと言わしめるほどでした。しかし、何とか5位でフィニッシュ。それにより総合2位を獲得することができました。

またオランダ人ライダーのグレン=コルデンホフが第2モトで2位に入り、総合3位を獲得しました。

◆ティクシーのコメント:「両モトともにゴーグルに問題を抱えていた。とくに第1モトはひどい状況で、ゴーグル無しで走るしかないと判断した。第2モトは雨がひどく、スタートして5分でゴーグルが邪魔になってしまった。石が多いコースだったので、とにかく大変だった」

◆コルデンホフのコメント:
「じつはこのコースが苦手で、両モトともにトップ10に入れれば良いと思っていた。しかし8-2で総合3位。今季2度目の総合表彰台を獲得することができた。とくに第2モトではホールショットも獲得できたし2位に入ることができた。とても嬉しい」

次戦/第16戦は、8月25日(日)にイギリスで開催されます。

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