Moto2で中上が2位表彰ゲット!

18日に米インディアナ州インディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催された、ロードレース世界選手権第10戦インディアナポリスGPにて、Moto2クラスにフル参戦中の中上貴晶(カレックス)が、自己ベストとなる2位を獲得した。

予選3番手と好調の中上は、オープニングラップからトップに立つとそのまま13周目には2位以下に2.5秒の大差をつけるなど終始レースをリード。

終盤はタイヤの消耗によりマシンコントロールに苦しむ中、残り3周というところで惜しくもE・ラバット(カレックス)にかわされたが、ポイントリーダーのS・レディング(カレックス)の猛追を抑えて今季2度目となる表彰台を見事ゲットした。
「これまではトップを走っても10周くらいが限界だったが、今日は25周のレースでラスト3周までトップを走ることができた。大きな自信になったし今後チェコ、イギリスと続く連戦に勢いがついた」と中上。
その走りには、元来の速さに加え粘り強さが出てきたように見える。

08年からのWGP125ccクラスへのフル参戦から一旦帰国し、2011年全日本JGP2王者を経て、12年から再び世界に舞台を移してMoto2に参戦。2年目となる今年は、開幕戦カタールでWGPの初表彰台となる3位、第4戦フランスでは初PPを獲得するなど、着実に実力をつけてきている。21歳にしてキャリア十分の中上にとって、今年はMoto2でフロントローの常連に仲間入りできるかどうかの正念場のシーズンだ。

残るは優勝のみ。世界選手権で久々の日本人ライダーの優勝シーンを、センターポールに高々と掲げられた日の丸を見てみたいものだ。そして、願わくは、MotoGPへのステップアップをぜひ実現してもらいたい。

MotoGPといえば、今季アメリカでの3連勝を含む4勝を挙げ、ノリに乗っているポイントリーダーのマルケスも、考えてみれば昨年度のMoto2チャンプ。つまり、Moto2で鍛え上げられた才能は、最高峰クラスでも即通用することを彼が証明している。それだけに夢はさらに広がるのだ。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

【関連ニュース】 WGP Rd.10 Moto2 中上、自己最高の2位

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

国産・外車を問わずミニモトからビッグバイクまで、どんなバイクでも乗りこなすモータージャーナリストとして2輪専門誌等で活躍中。
16歳から乗り継いだバイク30台、テストライド経験300台以上。装備や用品、カスタムパーツのテストも数多くこなしてきた。
MFJ公認インストラクター。米国ケビン・シュワンツ・スクール修了。

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