[HONDA]MotoGP Rd.10 1日目フリー走行 マルケスが首位発進、ペドロサが2番手。 Repsol Honda Teamが好調なスタートを切る

シーズン後半戦の初戦となる第10戦インディアナポリスGPのフリー走行は、Honda勢が好調なスタートを切り、ドイツGP、アメリカGPと2連勝中のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、両セッションともにトップタイムをマークしました。2番手はチームメートのダニ・ペドロサで、第8戦ドイツGPで負傷した左鎖骨の状態を見ながら、午前中は7番手と慎重な走りとなりましたが、午後のセッションでは一気にペースを上げて2番手に入りました。3番手はステファン・ブラドル(LCR Honda MotoGP)。前戦アメリカGPで、最高峰クラスでの初表彰台となる、2位に入った勢いをキープしました。

フリー走行1日目は、午前中は雲が多く、時折り小雨が降るなど、不安定な天候となりました。しかし、MotoGPクラスとMoto2クラスは、両セッションともにドライコンディションで行われました。そして午後は、青空が広がる絶好のコンディションとなり、路面のグリップも上がったことで、一気にタイムも短縮されました。その中で、終始、セッションをリードしたのがRepsol Honda Teamの両選手で、セッション中盤まではペドロサが首位に立ち、終盤にマルケスがタイムを短縮してトップに浮上、Repsol Honda Teamが1-2スタートを切りました。

3番手のブラドルは、午後の走行開始直後に痛恨の転倒を喫しました。しかし、再スタートを切ってピットに戻り、セットアップを変えてコースに飛び出すと、マルケスとペドロサに迫る好タイムをマーク。2戦連続ポールポジション(PP)と、2戦連続表彰台への期待が膨らみました。

初日のフリー走行は、トップのマルケスから1秒差以内に9台という接戦となり、アルバロ・バウティスタ(GO & FUN Honda Gresini)は7番手。2日目の予選では、2戦連続のフロントローを狙います。チームメートであり、CRTマシンで出場のブライアン・スターリングは、23番手でした。

Moto2クラスでは、第8戦ドイツGPで2位になり、今季初の表彰台を獲得したシモーネ・コルシ(NGM Mobile Racing)が、今大会も好調で、トップタイムをマーク。以下、1秒差以内に13台という接戦となりました。2番手は総合首位につけるスコット・レディング(Marc VDS Racing Team)、3番手は総合3位のエステベ・ラバト(Tuenti HP 40)で、ともにインディアナポリスで、Moto2クラスの初めての表彰台を獲得した2人が続きました。

午前中の走行でトップタイムを叩き出した中上貴晶(Italtrans Racing Team)は、午後の走行では思うようにタイムを伸ばせず6番手。しかし、この日の走行でセットアップの方向性をつかんでいるだけに、2日目の予選では、今季2度目のPPが期待されます。高橋裕紀(IDEMITSU Honda Team Asia)は、セッティングが決まらず、チャタリングにも苦しみ27番手。2日目のばん回に闘志を燃やすことになりました。

Moto3クラスは、午前中は小雨が降るあいにくのコンディションでしたが、午後は青空の下で行われ、ロマノ・フェナティ(San Carlo Team Italia)が、今季ベストの2番手で初日を終えました。以下、ジャック・ミラー(Caretta Technology – RTG)が4番手、アイザック・ビニャーレス(Ongetta-Centro Seta)が8番手、アラン・ティーチャー(CIP Moto3)が10番手。渡辺陽向(TASCA RACING)は28番手でした。

コメント
◆マルク・マルケス(MotoGP 1番手)
「夏休みのあとに再びマシンのリズムをつかむのは重要なことでした。午前中は路面がとても滑りやすいコンディションでしたが、午後も順調にタイムを短縮することができました。最初から気持ちよく走れました。最初の数周は、路面が一番デリケートなコンディションでしたので、落ち着いて走りました。今日の進み具合には満足しています。明日もタイムが上がっていくと思います。正しい方向に向かっていると思いますので、明日も引き続き、この調子でセットアップを進めていきたいと思っています」

◆ダニ・ペドロサ(MotoGP 2番手)
「インディアナポリスは、最初のセッションはとても滑りやすく、午前中は身体の動きもぎこちなかったので、慎重に走りました。夏休みを終えて再び感触を取り戻すためには、少し時間が必要でした。しかし、午後の走行ではかなり快適に走ることができました。前戦のラグナセカのときよりも、左肩の痛みがなく、ポジティブな一日でした。午前から午後にかけて、身体もほぐれてきて、ペースも上がりました。明日はマシンの感触とラップタイムを、もっとよくしていきたいです」

◆ステファン・ブラドル(MotoGP 3番手)
「初日からかなりいい状態を作ることができました。スピードもあり、マシンはとても快適です。午後のセッションは、最初はフロントエンドのフィーリングが決まらず転倒してしまいました。しかし、すぐに解決策を見つけ、いつものペースに戻すことができました。路面状況はあまりよくありませんでしたが、明日、そして日曜日はもっとよくなると思いますので、コンディションがよくなるのを待って様子を見たいと思います。ここまでのところは、正しい方向に向かっています。3番手タイムでスタートできてうれしいです」

◆アルバロ・バウティスタ(MotoGP 7番手)
「ラグナセカはとてもいいレースでしたので、今日は、このサーキットとマシンの相性を見るためにとても重要でした。午前中は、路面の状況が完ぺきではありませんでしたが、午後に向けてコンディションがよくなったので、リアはハードタイヤをテストすることができました。しかし、あまり満足できる状態ではなく、ソフトに戻してセットアップを進めました。それでも、リアのグリップがあまりよくなく、コーナーの出口で思ったように加速できませんでした。コーナーの進入でフロントのフィーリングも向上させなければなりません。明日は前進できる自信があります」

◆ブライアン・スターリング(MotoGP 23番手)
「このサーキットでいい感触を得ることができました。一日を通してポジティブなステップを踏むことができたので、とても満足しています。正直、もっと苦戦するかと思っていました。しかし、いい方向に向かっているようです。明日もこの調子で仕事を続ければ、ラップタイムもよくなると思います」

◆スコット・レディング(Moto2 2番手)
「最初のセッションはとても難しく、マシンもあまり快適ではありませんでした。ザクセンリンク以来、レース用のマシンに乗っていませんでしたので、最初は少し違和感がありました。午後はモチベーションが上がり、リズムもつかめてペースも上がりました。最初のセッションは気持ちを楽に走るように心掛けました。午後は、マシンの状態もラップタイムもよくなりました。インディアナポリスに戻ってくることができてうれしいです。ここから3連戦、好きなサーキットが続きます。インディアナポリスもブルノも好きです。シルバーストーンはホームグランプリです。毎週ベストを尽くして、なるべく多くのポイントを獲得していきたいです。トップスピードの改善に取り組んでいます。それがうまくいけば、すべてのコーナーでがんばらなくてすみます。今日のパッケージには満足しています」

◆エステベ・ラバト(Moto2 3番手)
「長い休みを終えて、グランプリに戻ってくることができてとてもうれしいです。午前中は路面が汚く、難しいコンディションでしたが、タイヤが機能するようにがんばりました。午後は少しずつよくなり、マシンのセットアップも進みました。明日は決勝に向けてアベレージを上げていきたいです。週末がとても楽しみです」

◆中上貴晶(Moto2 6番手)
「今回、ダンロップが用意しているタイヤは、全体的にハードコンパウンドで、午前と午後の途中までは、ソフト側のタイヤで走行しました。午前も午後もグリップはあまりよくなく、午後の終盤に入れたハード側のタイヤは、今日のコンディションでは全く合わず、タイムを伸ばせませんでした。それまでトップにいたのですが、終わってみれば6番手までポジションを落としていました。今日は、コース前半の低速区間でタイムをロスしていて、中速、高速コーナーが続く後半はまずまずでした。タイヤに厳しいレースになるので、明日もタイヤテストをしっかりこなして、いい状態を作りたいと思います」

◆高橋裕紀(Moto2 27番手)
「前回のドイツGPと基本的に同じ状態ですが、グリップが悪いので、フロントをソフト方向に、リアをちょっと硬めにしたところ、ブレーキングの安定性がなく、チャタリングもひどかったです。午前から午後にかけて、思うようにタイムを短縮できませんでした。明日はさらにグリップが上がると思いますので、路面のコンディションにセッティングを合わせていければと思います」

◆ロマノ・フェナティ(Moto3 2番手)
「今日はマシンのセットアップがよく、順調にタイムを出すことができました。今年になって2番手はベストなので、明日の予選、決勝も、引き続きこの調子でいきたいと思っています」

◆渡辺陽向(Moto3 28番手)
「午前の走行は、思ったよりも難しいコースだと思ったのですが、午後は、だんだんコースを攻略できるようになり、タイムも上げていけました。明日は、今日よりさらに2秒上げて、順位も上げたいと思っています」

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