MVアグスタ「F3 800」が10月にデビュー!

MVアグスタから3気筒エンジン搭載のスーパースポーツ「F3 800」が10月より発売される。昨年デビューしたF3 675をベースに排気量を拡大したニューバージョンだ。排気量はリッタークラスのパワーと600ccクラスの俊敏性を兼ね備えるということで、今世界中で人気の高い800ccクラスということになるが、ポイントはボア×ストローク比。F3 675とボアは変えずに、ストロークを45.9mmから54.3mmへと伸ばすことで排気量を798ccに拡大している点に注目したい。

イタリア本国仕様の最高出力は148ps/13000rpm、最大トルクは9.0kg-m/10600rpm を発生する。これはF3 675の128ps/14400rpm、 7.2kg-m/10600rpmと比べても大幅なアップで、特に最大トルクは25%増しの数値となっている。F3 675では高回転高出力を狙いすぎて、低中速域でのトルク感が薄く、発進時や街乗りなど常用域での扱いにくさが指摘されたが、F3 800については電装系の熟成とともにその点も解消されていることが期待される。最終的な日本仕様のスペックがどうなるか、注目したいところだ。 

またF3 675と同様の逆回転クランクも採用され、加速時はリフトを抑えてトラクション性能を向上させ、減速時はエンブレによるピッチングを緩和するというユニークなシステムも健在である。ブレーキもアップグレードされて、サーキットライディングでも最大制動力を発揮できるブレンボ性モノブロック・キャリパーが採用されているとのこと。海外のサーキットテストでは最高速はメーター読みで240km/h、とMoto2マシン並みのポテンシャルを発揮しているというから楽しみだ。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

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【新車】MV-AGUSTA、新境地を切り開く3気筒エンジン搭載「F3 800」を10月発売

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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