[HONDA]BSB Rd.7 清成龍一が2戦連続今季4度目の表彰台獲得。

英国スーパーバイク選手権(BSB)の第7戦が、8月9日(金)から11日(日)までの3日間、リバプール近郊のオールトンパーク・サーキットで開催されました。今季2度目の開催となるこのサーキットは、一周4.332kmでアップダウンに富んだハイスピードコース。今大会は、土曜日に第1レース、日曜日に第2レースと第3レースを行う1大会3レースというスケジュール。チャンピオンシップをリードするランキング上位の選手にとってはミスのできない大会であり、追い上げる選手にとっては大量得点を得られるチャンスとなりました。

第6戦を終えて総合2位のアレックス・ロウズ(Samsung Honda)は、ここまで2勝を含む10度の表彰台を獲得。同じ会場で開催された第3戦では、優勝/3位と好成績を残しています。「前回、ここで行われたレースではいい走りができました。今回もいい結果を残したいと思っています。しっかり自分の走りをすればできるはずです」と、闘志満々で今大会に挑みました。

その言葉通り、ロウズは今大会もすばらしい走りをみせました。フリー走行から安定した速さをみせたロウズは、予選ではライバルを圧倒して今季4度目のポールポジションを獲得し、決勝レースでは3レースとも優勝争いに加わり、ファンを喜ばせました。

土曜日に行われた第1レースでは、ジェームス・エリスン(ヤマハ)、シェーン・バーン(カワサキ)、ジョシュ・ブルックス(スズキ)とし烈な優勝争いを繰り広げて3位表彰台を獲得。日曜日の第2レースでは、第1レースの優勝争いのメンバーにロウズのチームメートである清成龍一が加わり、5台がトップグループを形成して厳しい戦いとなりました。その中でロウズは積極的な走りをみせましたが、最終ラップに痛恨の転倒を喫してリタイア。その雪辱に挑んだ第3レースでは、ブルックス、バーン、エリスンと優勝争いを繰り広げて3位でフィニッシュしました。

3レース中2レースで表彰台に立ったロウズは、第2レースの転倒リタイアで、総合2位から総合3位へとランキングを落としましたが、第8戦キャドウエルパークと第9戦ドニントンパークを残し、第10戦から第12戦までのラスト3戦で争われるチャンピオン決定戦「ザ・ショーダウン」への進出を決めました。

BSBは、第9戦を終えた時点で総合6位までに入った選手によってチャンピオン争いが行われます。まずは、ランキング6位以内に入ることが重要となりますが、第9戦までに表彰台に立った選手に対しては表彰台ポイントが与えられ、これがラスト3戦の「ザ・ショーダウン」の戦いで重要になります。今大会を終えて、「ザ・ショーダウン」進出を決めたのは、総合首位のバーンと総合2位のブルックス、そしてロウズの3選手。表彰台ポイントは、バーンが33点。ブルックスとロウズがともに21点となっています。

清成は6戦を終えて総合5位。今大会は、「ザ・ショーダウン」進出と、表彰台ポイントを獲得するためにも重要な戦いとなりました。オールトンパークは、清成が最も得意とするサーキットの一つ。BSBではこれまで通算43勝を挙げていますが、そのうちの10勝はこのサーキットで達成しています。シーズン中盤戦に入って徐々に調子を上げてはいますが、本来の走りにはほど遠いものです。鈴鹿8時間耐久ロードレースではリタイアと悔しい結果に終わっているだけに、ここからの巻き返しに闘志を燃やしていました。

その闘志が、今大会の予選では空回りします。セッティングに失敗してタイムを出せず、17番手という厳しいグリッドから第1レースに挑むことになりました。しかし、第1レースでは、17番グリッドから6位まで追い上げる好走をみせました。さらに、このレース中のベストラップタイムで4番手をマークした清成は、第2レースではフロントローの4番グリッドから決勝レースに挑み、トップ集団の中でレースを戦うと、2戦連続今季4度目の表彰台を獲得。第3レースでもフロントローの4番手からトップ集団に加わりましたが、レース序盤に痛恨のコースアウトを喫し、最下位にポジションを落としてしまいます。そこから猛列に追い上げて10位でフィニッシュしました。

この結果、清成は総合5位をキープ。表彰台ポイントも第2レースの3位表彰台獲得で4点となりました。第8戦キャドウエルパークと、第9戦ドニントンパークでは、「ザ・ショーダウン」進出と表彰台ポイントの獲得に向けて全力を尽くすことになります。

コメント
◆アレックス・ロウズ(3位/リタイア/3位)
「大変な週末でした。もしかしたら今年最も大変だったかもしれません。思ったように戦うことができませんでした。すべてのレースで全力を尽くしましたが、それを結果につなげることができませんでした。3位を2回獲得して、ショーダウン進出が決まりました。最後のレースでは、第2レースでの接触ペナルティーで、4つグリッドを落とすことになりましたが、それでもいいスタートが切れてレースを楽しむことができました。今日のレースは、満足のいくものではありませんでしたが、ザ・ショーダウンに向けて大きな自信になりました」

◆清成龍一(6位/3位/10位)
「第2レースで表彰台に上がることができてよかったと思います。しかし、今大会は納得のいくペースで走ることができませんでした。トップグループにはなんとかついていくことはできたのですが、抜くことはできませんでした。しかし、これからもよくなると思うので、次戦も全力で挑みたいと思います。第3レースでは、まずまずいいスタートが切れたのですが、トミー・ブライドウェルがシケインでしかけてきて接触しそうだったので、接触転倒を避けるために真っすぐ走りました。ペナルティーを受けたくなかったので、シケインの出口でみんなが走り抜けるのを待ってから合流しました。そこから多くの選手を抜いて10位になりました。満足のいく結果ではありませんが、今回も少し前進できたと思います」

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