カワサキが中国で大型バイク市場に再挑戦!

カワサキが十八番の大型バイクで中国マーケットに再チャレンジを果たすという。

以下、「日経新聞」より。
「川崎重工業は8日、排気量250cc以上の中・大型モデルバイクを中国市場で販売すると発表した。同社は1990年代に現地メーカーに製造委託した小型バイクを販売していたが販売不振で撤退しており、再進出を果たす。富裕層を中心に大型車の需要が拡大すると判断。中国市場で高いシェアを持つ米ハーレーダビッドソンなど欧米勢に対抗する。…
>>【日本経済新聞】川崎重工、二輪車で中国再進出 富裕層狙い大型車投入

最近、中国経済の減速が取り沙汰されている中、カワサキがあらためて富裕層向け中大型バイク市場の開拓を進める理由としては、中国における2輪マーケットの熟成化があると思われる。経済の発展に伴い、最初は小排気量実用車から普及が進み、その後、趣味性の高い大排気量スポーツモデルへとニーズが変化していくのは、古今東西どこの国でも同じだ。欧州で50年、日本で25年かかった道のりを10年で追い越そうという勢いの中国。

ちなみに2012年「世界の富裕層数ランキング」では、純資産100万ドル(約9700万円)を持つ富裕層の人口では、1位アメリカ、2位日本、以下欧州諸国に続き、7位に中国がランクインしている。単純なデータではあるが、高額商品を売ろうとするメーカーにとっては無視できないところだろう。

カワサキでは2020年までに排気量450cc以上の大型モデル市場でシェア15%を狙うという。かつて4輪で出遅れた国産自動車メーカーの二の舞にならぬよう、スタートダッシュをきめてもらいたいものだ。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

【関連ニュース】
◆川崎重工業、中国で二輪車の輸入・販売を開始
2013.1◆川崎重工、中国での二輪車事業提携合意書を解約
2012.6◆川崎重工、中国二輪車大手と事業提携

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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