[HONDA]WMX Rd.13フィリッパーツが8位/6位で総合6位入賞を果たす

FIMモトクロス世界選手権全17戦シリーズ第13戦ドイツGPが、ベルリンの南東に位置するラウジッツリンクのユーロスピードウェイで開催されました。このコースは、2000年に設立されたサーキットで、普段はアスファルトの路面でレースが行われています。ここ5週間で4戦目となるグランプリでは、MX1クラスでアントニオ・カイローリ(KTM)が優勝。Honda Gariboldiのダビド・フィリッパーツは、CRF450Rを駆るライダーの中で最上位であり、今季の自己ベストリザルトとなる総合6位に入賞しました。

舗装されたサーキットに土を搬入して特設されたモトクロスコースは、バンプが多いサンド質の高速路面に、スリリングなジャンプを配したレイアウトに設定されました。

フィリッパーツは、難しいコースになるほど力を発揮するライダーですが、35分プラス2周のレース1では、スタートで失敗。20番手以下と出遅れましたが、猛然と追い上げて8位でフィニッシュしました。レース2では比較的いいスタートを決め、ライバルたちよりも勝るスタミナによって、今季3度目の6位。この結果、フィリッパーツは、MX1ランキングで10位に浮上しました。

フィリッパーツとは対照的に、Honda World Motocross Teamのイブジェニー・バブリシェフとマキシミリアン・ナグルは、スタミナの消耗に苦しみました。バブリシェフはスタートと序盤のスピードは好調でしたが、レース1で9位、レース2は14位となり、総合13位。地元大会に臨んだナグルは、胃腸の調子がよくないまま今大会に出場しました。レース1ではスタート失敗と転倒により12位。ピットインして冷水を浴びる作戦を講じたレース2でも12位となり、総合14位となりました。ナグルはMX1ランキングで8位、バブリシェフは11位につけています。

1週間後にはチェコGPが開催されます。伝統を持つロケットのサーキットは、スタート地点付近の直線などの改修が行われましたが、特徴である石の多いハードパックの路面がライダーたちを待ち受けています。

◆ダビド・フィリッパーツ(MX1 8位/6位 総合6位)
「とてもいい一日でした。今シーズンの自己ベストだと思います。マシントラブルが多かったことに加え、バンプやクラッシュ、さらに暑さの影響もあって難しいレースでした。それだけに、自分の成績にはとても満足しています。どちらかと言えば、レース1の方がうれしかったです。スタートで出遅れながら8位までばん回でき、あのような状況にしてはいい走りだったと思います。レース2ではもっといいスタートが切れて、1周目にジョエル・ローランツ(ヤマハ)を、そのあとにバブリシェフを抜きました。トップライダーに近い総合6位になれたことはすばらしいことです。笑顔でドイツをあとにすることができます」

◆イブジェニー・バブリシェフ(MX1 9位/14位 総合13位)
「暑さが苦手で、今日はうまくいきませんでした。レース1ではスタートに失敗し、5番手まで追い上げたのですが、そのあとは暑さでペースが落ちてしまいました。最終ラップでフィリッパーツに追い詰められたので、踏ん張ろうとしましたが、振り絞る力がありませんでした。気を失いそうで、完走するのが精一杯でした。レース2ではスタートがうまく決まり、トップグループと一緒に走っている間はスピードも悪くありませんでした。しかし、またしても30分過ぎあたりから、スタミナがなくなってしまいました。ピットインして全身に水をかけてもらったのですが、それでポジションを下げてしまいました。トップ5と同等のスピードがありながら、暑さに負けてしまったのが残念でなりません。レース後は目が回って、すぐには回復できませんでした。それが自分の弱点だということは分かっていますし、みんながフラストレーションを感じていると思います。チームには感謝したいです。上を見て、前に進んでいかなければなりません」

◆マキシミリアン・ナグル(MX1 12位/12位 総合14位)
「とても難しい地元グランプリでした。このところ数週間の体調不良を含めて考えても、もっと好成績を期待していましたし、体調も今大会までにはずいぶん回復していました。暑さはだれにとっても同じですが、とても辛かったです。レース1ではスタートしてから数周でジェレミー・バン・ホービーク(カワサキ)と接触して転倒しました。そのあといくつか順位をばん回しましたが、結果はよくなかったです。レース2では体力はそこそこ回復した感じでしたし、何度かうまいパッシングもできました。ところが、途中から身体が熱くなり、疲れを感じるようになりました。レース2が辛くなることは想定していましたので、メカニックと打ち合わせをして水浴びのためのピットインを予定していました。実際に身体に水をかけてもらうと少し元気になり、数周の間に何人か抜くことができました。その中には同じように暑さに苦しむホービークもいました。もしピットインしていなかったら、完走できていなかったと思います。ピットインすることはなるべく避けたいものですが、ポイントを獲得するためには最善の策だったと思います」

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