[HONDA]BSB Rd.6 決勝 ロウズが2位/3位で両レースで表彰台獲得 清成龍一は2戦ぶり今季3度目の表彰台登壇を果たす

英国スーパーバイク選手権(BSB)第6戦が、7月19日(金)から21日(日)までの3日間、ロンドン郊外のブランズハッチで開催されました。ブランズハッチでは、すでにショートコースのインディで開幕戦が行われています。今大会は、フルコースのブランズハッチGP・サーキット(3.916km)で行われました。

5戦を終えて総合2位のアレックス・ロウズ(Samsung Honda)は、総合首位のシェーン・バーン(カワサキ)と32点差で今大会を迎えましたが、今大会の最大の目標は、バーンとのポイント差を縮めることになります。開幕を前に、ロウズは「昨年10月、ブランズハッチで転倒したレースが悔しくて忘れられない。このサーキットは大好きなサーキットです。ここは自分にとってホームグラウンドになるので、昨年の雪辱を果たしたいです。彼に勝てることは前回のスネタートンで証明できましたし、今回もその勢いをキープしたい」と気合を入れていました。

総合首位のバーンとの対決ムードが盛り上がる中、今大会もフリー走行、予選と、バーンとの厳しい戦いとなりました。予選では、バーンと0.123秒差の2番手。決勝では、両レースともに、バーン、ジョシュ・ブルックス(スズキ)、ジェームス・エリスン(ヤマハ)、そしてチームメートの清成龍一とトップグループを形成、激しい優勝争いを繰り広げました。

第1レースでは、バーン、ブルックスとのし烈な優勝争いになり、終盤にブルックスをかわそうとしたバーンが転倒、トップグループの中で3番手を走行していたロウズは2位でフィニッシュしました。第2レースは、再びバーン、ブルックス、エリスンとトップグループを形成しますが、このレースではバーンが優勝、2位にエリスンと続き、ロウズは3位でフィニッシュしました。

2レースともに優勝を逃したロウズですが、これで6戦12レースを終えて10度の表彰台を獲得。第1レースで総合トップのバーンがノーポイントに終わったため、32点差から21点差に縮めることに成功しました。

第4戦ノックヒルで今季初表彰台に立ち、第5戦スネタートンで今季初のフロントローを獲得と上り調子の清成は、鈴鹿8時間耐久ロードレースのテストに参加して今大会を迎えるというハードスケジュールとなりました。金曜日に行われたショートコースのインディでのフリー走行では3番手。フルコースで行われた土曜日のフリー走行でも順調にタイムを更新し、予選では4番手。2戦連続フロントローを獲得し、上り調子をアピールしました。まだまだ、清成の本来の力を発揮できる状態にマシンは仕上がっていませんが、2戦連続のフロントローから決勝を迎えた清成は、両レースともにトップグループに加わりました。

しかし、後半になるとペースをキープできず、優勝争いのグループからじりじりと後退。第1レースは4番手を走行、優勝争いをしているバーンが転倒したことで3位でフィニッシュ。第2レースは、後半になってトップグループの4台のペースについていけず5位に終わる悔しい結果となりました。しかし、ノックヒル、スネタートン、ブランズハッチと着実にリザルトを残し、総合5位をキープ。チャンピオン決定戦の「ザ・ショーダウン」進出に向けて、また一歩前進しました。

鈴鹿8耐のテストでも、マシンのセットアップが決まればすぐにタイムもポジションも上がることを証明した清成。これからの巻き返しが期待されます。今大会は、土曜日の予選が気温22℃、決勝日は26℃と好天に恵まれました。現状では、路面コンディションの変化に影響されやすい状態が続いているため、セットアップをまとめきれませんでした。今大会は、気温と路面温度の上昇に合わせて決勝のウォームアップでセッティングを変更しましたが、それがうまくいきませんでした。しかし、着実にデータを蓄積しているだけに、次戦からの巻き返しが期待されます。

清成は、今大会を終えて鈴鹿8耐に出場するため、日本に向かいます。

コメント
◆アレックス・ロウズ(2位/3位)
「ウォームアップで転倒していましたので、第1レースは最も大変なレースの一つになりました。スタートのときは少しナーバスになっていましたが、いいスタートを切ることができました。そしてブルックスやバーンとバトルをすることができました。バーンがブルックスをパスしてトップに出ようとしているのが見えました。とても勇敢な動きだと思いましたが、それで僕は2位になることができました。今日は、少しスライドが多く、難しい走りを強いられました。それでも表彰台に上がることができました。第2レースはあまりいい感触がなく、難しいレースになりました。アタックできるほど近づくこともできず、我慢の走りになりましたが、表彰台を獲得することができました。次のオールトンパークが楽しみです」

◆清成龍一(3位/5位)
「今日は、2レースともに序盤はトップグループについていくことができましたが、徐々に離されてしまい、フラストレーションがたまりました。レースウイークを通じて、いい走りができませんでした。これからも引き続き、ラップタイムとアベレージの向上に取り組まなければなりません。今回は2レースともに、とても難しく厳しい戦いになりましたが、それでも、第1レースの表彰台はうれしかったです。チームにとってもいい結果になりました。しかし、自分にとっては満足のいかないタイムだったことが、とても残念でした」

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