[YAMAHA]MotoGP Rd.9 V・ロッシが3位、J・ロレンソは6位

ヤマハ・ファクトリー・レーシングのV・ロッシが3位、J・ロレンソは6位。モンスター・ヤマハ・テック3チームのC・クラッチローは7位、B・スミスはリタイアした。

グリッド4番手セカンドロウから絶好のスタートを切ったロッシロ。序盤はS ・ブラドル(ホンダ)の後ろで2番手を走る。そのままペースを上げて懸命に2位を守り切ろうとするが、4周目の‘コークスクリュー’でM・マルケス(ホンダ)にパスされて3番手に。その後、挽回を図って1分22秒台ぺースで先行する2人を追う。後半、A・バウティスタ(ホンダ)が後方から追い上げ差を詰めてきたが、これを抑えきって3位をキープしてゴールした。これで第7戦から3戦連続今季4度目の表彰台にあがった。

アッセンで骨折、次のザクセンリンクで同じ部位にダメージを受け、先週再手術をしたばかりのロレンソは医師と面談して出場を決断。慎重な走りで予選6位・セカンドロウを獲得。決勝スタート後は、1分22秒台の安定した走りで5番手につける。12周目にD・ペドロサ(ホンダ)に先を譲るが、その後もペースを落とすことなく22秒台後半で安定してラップを刻む。ラグナ・セカのコースは、負傷中のロレンソに非常に厳しい試練を与えることとなり終盤数ラップはややペースを落とすが、果敢に攻め続け術後とは思えない力走を披露し6位でゴールした。

シリーズポイントでは、ロッシが合計117ポイントに伸ばしてランキング4位。ロレンソは合計137ポイントでランキング3位をキープしている。2位のペドロサとの差は10ポイント。次回は8月18日のインディアナポリス。チームは1か月近い休暇に入る。

◆V・ロッシ選手談(3位)
「このコースでは、ヤマハよりもホンダのほうが若干、有利だったようだ。でもプラクティスは順調だったし、決勝でもすべてを出し切り、最後までいいペースをキープしてブラドルから大きく離されることもかった。バウティスタとのバトルは最後まで続いたが、僕が常に前をキープ。その結果、3戦連続で表彰台を獲得することができた。この状況のなかでしっかり戦えたからハッピー。結果にも満足しているよ。このあとは夏季休暇に入るので、休養をとりながら後半戦に向けて準備したい。マルクのパスについては、僕としても何とか抑えたかったんだけれど、今日の彼は強すぎた。今シーズン中に、僕のほうが速いどこかのサーキットで必ずお返しするよ」

◆J・ロレンソ選手談(6位)
「1か月以上もトレーニングをしていないし、その間に2回も手術を受けた。このように体調が万全ではなかったから、今日は本当に厳しいレースになった。とくに後半に入るとめまいがひどくなり、パフォーマンスが落ちていってしまった。マシンのほうも、ウォームアップのときほど順調ではなかった。たぶん、もう少し気温が上がっていれば違ったんだろうけど、ブレーキングでのフィーリングがあまり良くなくて、コーナーでコンマ5秒も遅れてしまったんだ。でも、一番、危険な状況だけは避けることができた。もしも、もう一度、転倒していたとしたら、チャンピオンシップはそれでおしまいになっていただろう。このあと1か月近く休むことができるので、その間にトレーニングを行い、次のインディアナポリスに備えたい。その頃には、ほとんど完璧というところまで回復し、転倒前と同様のパフォーマンスができるようになっていたい」

◆W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームマネジャー談
「何というクレイジーなレース! 2回も鎖骨を骨折し、それからわずか数日でこのようなレースに臨むなど、とても人間業とは思えない。しかも、ラグナ・セカは世界で最も厳しいコースのひとつなのだ。ホルヘは明らかに苦しんでいたが、そのなかでもリズムをつかみ、序盤でエネルギーを使い過ぎず、十分なペースをキープすることに専念。多少のアップダウンはあったものの、最終的に素晴らしい成績を残すことができた。マルクやダニにいくらかのポイントを与えることにはなったが、この状況のなかではそれも最小限のものだ。このあとはしっかり怪我を治し、万全のコンディションを取り戻して後半戦の9レースに臨む」

◆M・メレガリ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームディレクター談
「総合的に見れば、とても順調なウイークだったと言っていいだろう。ラグナはヤマハのマシンとの相性が良いほうではないので、ベストのセッティングを見つけ出すために懸命に努力した。バレンティーノが表彰台を獲得できたことは、我々にとって非常に重要なワンステップ。マシンの進化は、今後の戦いにおいても大きな意味を持つだろう。ホルヘは手術後の激しい痛みをこらえて6位を獲得。今回もまた、そのタフさと意志の強さを証明してみせた。この厳しい状況のなかで、できる限り最高の仕事ができた。満足して、ここを発つことができる」

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