[HONDA]MotoGP Rd.9 予選 ブラドルが初ポールポジション獲得。マルケス2番手、バウティスタ3番手。Honda勢がフロントローを独占

アメリカGPの予選は、Honda勢が好調な走りを見せました。初日2番手のステファン・ブラドル(LCR Honda MotoGP)が、さらにタイムを更新して初ポールポジション(PP)を獲得、初日トップタイムだったマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が2番手、そして、初日8番手のアルバロ・バウティスタ(GO & Fun Honda Gresini)が一気にポジションを上げて3番手に浮上し、Honda勢がフロントローを独占しました。Honda勢のフロントロー独占は、2011年のマレーシアGP以来。決勝でも2年ぶりとなる表彰台独占が期待されます。

MotoGPクラス2年目のシーズン。27戦目にして初PPを獲得したブラドルは、2日間を通じて好調な走りを見せました。初日2番手から2日目3回目のフリー走行で総合3番手につけて予選2への進出を決めると、予選前のフリー走行でもトップから僅差の3番手。そして上位12台による予選では、見事PPタイムをマークしました。ブラドルは、第7戦オランダGPで初フロントロー獲得の3番手。続く第8戦ドイツGPでは4番手と上り調子をアピールしていました。決勝では、念願の初表彰台、初優勝が期待されます。

初日にトップタイムをマーク、2日目3回目のフリー走行でもトップに立ち、総合トップで予選2に進出したマルケスは、予選前のフリー走行でもトップタイムと絶好調。予選セッションでもベストタイムを次々に更新して2戦連続今季4度目のPP獲得に大きく前進しました。しかし、セッション後半、さらにタイムを更新している際に転倒、2番手となりました。ただ、アベレージではライバルを圧倒、前戦ドイツGPからの2連勝の期待が膨らんでいます。

初日8番手のバウティスタ。初日は大接戦の中で8番手でしたが、「フィーリングはよかった」と手応えをアピールしていました。その言葉通り、2日目3回目のフリー走行で総合4番手に浮上。アベレージでも、マルケスに次ぐ好ラップを刻んでいました。予選では、午前中の走りを見事に再現、今季初のフロントロー獲得となりました。

フロントローに並んだ3選手は、ベストタイムはもちろん、決勝レースを想定したアベレージもよく、Honda勢の優勝争いと表彰台独占が期待されます。

前戦ドイツGPで負傷、体調が完全ではないダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、2日目も午前中のフリー走行をキャンセル、気温と路面温度が上がった午後のフリー走行と予選に挑みました。しかし、午前中のフリー走行をキャンセルしたことで、ペドロサは初日のフリー走行の総合11番手から順位を上げることができず、総合タイム11番手以下の選手による予選1に出場しなければなりませんでした。

しかし、このセッションでトップタイムをマークしたペドロサは、予選2に進出し、PP獲得のブラドルから0.552秒差の7番手まで順位を上げることに成功、3列目から決勝に挑むことになりました。ペドロサは、ドイツGPで左鎖骨にヒビが入ってしまったため、今大会は決勝に向けて体力を温存しました。体調は万全ではありませんが、フロントローに並んだHonda勢の3選手とともに上位進出の期待が寄せられます。

CRTマシンで出場のブライアン・スターリング(GO & Fun Honda Gresini)は、22番手から決勝に挑みます。

コメント
◆ステファン・ブラドル(MotoGP ポールポジション)
「信じられません。最高峰クラスで初のポールポジションを、このすばらしいサーキットで獲得することができました。MotoGPの歴史の中で、ドイツ人ライダーでは僕が最初のポールポジション獲得となりました。最高の気分です。今日は、いいペースがあることは分かっていました。しかし、僕やチームにとって、ポールポジション獲得はまだ先のステップだと思っていました。ドイツGPと同様、マシンのセットアップにはとても満足しています。チームの努力に感謝したいです。特別大きな変更はなく、予選に向けて少し調整したのですが、とてもよくなりました。タイヤを交換するためにガレージに戻ったときは、小さな問題があって0.5秒ロスしていました。しかし再びコースに戻ったとき、コースはクリアで完ぺきなラップを刻むことができました」

◆マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
「転倒があったにもかかわらず、初めてのアメリカGPで2番グリッドを獲得できてうれしいです。ポールポジションを獲得したかったですが、6コーナーでオーバースピードとなり、ミスをしてしまいました。フロントエンドをなくし、転倒しました。しかし、ここまでいい仕事をしてきていると思います。優勝争いができるペースもあります。明日はいいレースで締めくくる自信があります」

◆アルバロ・バウティスタ(MotoGP 3番手)
「午前中はレースペースを上げるために取り組みました。マシンはとても快適で、午後の予選では、フロントローを獲得できました。今年は、予選はあまりよくなかったのですが、今日は最初からいいペースがありました。そしてすべていい感触でした。明日はいいグリッドからレースに挑みます。序盤に前のライダーたちをパスするのに時間をロスしなくてすみます。とてもうれしいし、レースに向けて自信もあります。チームの努力に感謝しています。明日はレースを楽しめることを願っています」

◆ダニ・ペドロサ(MotoGP 7番手)
「今日は昨日より少しうまくいきました。少し速く走れましたし、予選2へ進むこともできました。7番グリッドは、今の状態を考えれば、とてもいいです。ポジションには満足しています。一番重要なことは、いい予選を走ることができたことです。明日はいいレースをしたいです」

◆ブライアン・スターリング(MotoGP 22番手)
「前のライダーたちと一緒に走るには、まだ少し足りないものがありますが、パフォーマンスにはとても満足しています。明日のレースではもっと前進しなければなりません。マシンには自信があります。しかしサーキットをもっと快適に走れるようにならないといけません。ラグナセカは難しいので、簡単ではありません。それでもベストを尽くします」

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