[HONDA]MotoGP Rd.9 1日目フリー走行 ラグナセカ初体験のマルケスがトップタイム。ブラドル2番手とHonda勢が好調なスタートを切る

アメリカGPの1日目フリー走行は、前戦ドイツGPで今季2勝目を挙げて勢いに乗るマルク・マルケス(Repsol Honda Team)がトップタイム、2番手にステファン・ブラドル(LCR Honda MotoGP)と、Honda勢が好調なスタートを切りました。

ラグナセカ初体験となるマルケスは、午前中1回目の走行で3番手、2回目の走行では約1秒タイムを短縮、トップに浮上して周囲を驚かせることになりました。午前中はラグナセカ特有の朝方の霧が残る状態で気温も14℃と低く、難しいコンディションとなりました。その中でマルケスは、周回するごとに着実にタイムを更新し、初走行で1分22秒980というベストタイムをマークしました。午後の走行では、さらにタイムを上げて、1分22秒台をコンスタントにマーク、1分22秒040のベストタイムで総合トップに浮上しました。

初走行を終えたマルケスは、「路面コンディションが悪かったので慎重にタイムを上げました。霧が出ていてバイザーに水滴がついて見えにくくなり走りにくかったです。それでもセッション終盤には気持ちよく走れました」と、初走行とは思えないパフォーマンスを見せることに成功しました。青空が広がった午後の走行では、コース攻略も一気に進み、ベストタイムもアベレージもすばらしいタイムをマーク。2戦連続、今季4度目のポールポジション(PP)に期待が膨らみました。

ブラドルも順調な一日となりました。午前中の走行では、マルケスに続いて4番手。午後の走行では、セットアップを進めながら着実にアベレージを上げることに成功。最終的には1分22秒から1分23秒台でラップを重ねました。ベストタイムではマルケスから0.229秒遅れの2番手ですが、アベレージではマルケスほどよくはないため、2日目はアベレージを上げることが目標になります。第7戦オランダGPで初フロントロー獲得の3番手、第8戦ドイツGPでは4番手とフロントローを逃しましたが、今大会は今季2回目のフロントロー獲得と初PPに挑みます。

午前中の走行でマルケス、ブラドルに続いて5番手と好調なスタートを切ったアルバロ・バウティスタ(GO & FUN Honda Gresini)が、8番手で初日を終えました。バウティスタは、2回目のセッションでタイムを更新するも、大接戦の中で8番手に順位を落としました。しかし、いくつかの課題を残しながらも着実にセットアップを進め、手応えある一日となりました。また、チームメートでCRTマシンで出場のブライアン・スターリングは22番手でした。

ケガのために前戦ドイツGPを欠場、今大会復帰のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、気温が低い午前中の走行をキャンセル、2回目の走行のみの一日となりました。このセッションでペドロサは、身体の状態を確かめながら、着実にタイムを上げて11番手。2日目から本格的な走行を開始します。

コメント
◆マルク・マルケス(MotoGP 1番手)
「最初のフリー走行で最も重要なことは、落ち着いてゆっくりペースを上げていくことでした。そして、その通りに走ることができました。また、路面温度が低く、霧も出ていて難しかったです。最初は、やることがたくさんあって、少しストレスがたまりましたが、その後は思ったよりも順調でした。ここは全く初めてのサーキットですが、とても楽しく走れました。コース幅は狭くてストレートも短く、たくさんのバンプがあります。そのため自分自身が慣れるのに少し時間がかかりましたが、次のセッションでは快適になり、楽しめるようになりました。いいペースも見つけました。今日はファステストでしたが、まだサーキットレコードには届いていません。初日としては満足していますが、明日も同じようにがんばって、引き続きサーキットを学んでいきたいです」

◆ステファン・ブラドル(MotoGP 2番手)
「午前中は難しいコンディションでしたが、走り出しからいいペースがありました。正直、セットアップのプランは完ぺきではありませんでした。少しミスもありましたが、午後はいつものリズムに戻すことができました。ハードタイヤで走り出したのは僕が最初で、そのときはちゃんと機能しなかったのでタイムを少し落としてしました。その後、仕様の違うスイングアームを2種類チェックして、レースに使う方を決めました。最後にソフトタイヤで出て、とてもいいラップタイムを出すことができましたが、赤旗中断でアタックを中断しました。基本的には正しい方向へ進んでいると思いますが、ブレーキング時のフロントの安定性をもっとよくしなければなりません」

◆アルバロ・バウティスタ(MotoGP 8番手)
「今大会はポジティブなスタートを切ることができました。最初のセッションは、マシンとサーキットの感触がよくて、いい走りができました。しかし、ブレーキング時のフロントの安定性に問題があったので、午後はそれを解決しようとがんばりました。また、アクセルを開けたときのリアグリップをもっとよくしようと、セッティングを進めました。完全な解決策は見つけることができませんでしたが、安定したペースで走るためのセッティングに時間を費やしました。最終的に今日の進行状態には満足しています。明日は問題の解決に取り組み、ブレーキング時の安定性を見つけなければなりません。全体的にはポジティブなスタートを切ることができました。明日へ向けて自信はあります」

◆ダニ・ペドロサ(MotoGP 11番手)
「今日は難しいコンディションとなり、厳しい一日となりました。しかし、それは想定していたことでしたし、明日に向けてなるべく身体を休め、エネルギーを蓄えたいと思います。そうすれば痛みに耐えられると思います。決勝レースで優勝を目標とするのは現実的ではありません。もしかしたら表彰台も厳しいかもしれません。しかし、なるべくいいポジションで完走できるようにがんばります。ライバルとのポイント差をなるべく最低限に抑えられるようにがんばりたいと思っています。最後に、メッセージで応援してくれたすべての方々に感謝しています」

◆ブライアン・スターリング(MotoGP 22番手)
「今日は思っていたよりもうまくいきました。このサーキットの攻略は順調でした。コークスクリューは、初めて通るときはかなり怖い感じでしたが、すばらしいコーナーです。今日は限界にはほど遠い走りですが、マシンはいい感触があります。明日はきっと大きく前進できると思います。ベストラップをマークした周回は、少し渋滞にはまってしまいました。それがなければ今日はもう少しいいポジションで終わっていたと思います。でも一番重要なのは日曜日なので、引き続きがんばります」

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