[YAMAHA]JTR Rd.4 黒山健一、大接戦で2位野崎史高は逆転3位

北海道大会は15回目を迎える和寒町のわっさむサーキットで、好天の下行われた。シリーズ全7戦の折り返し点となる第4戦だが、第1戦が中止されたため、今回は実質的には今季3戦目となる。前回までの2戦は黒山健一(ヤマハ)と小川友幸(ホンダ)が優勝を分け合っており、今回はどちらが2勝目を上げるか? あるいは野崎史高(ヤマハ)らが優勝争いに加わるか注目された。

昨年まで観客は入場無料だったが今年から入場料を徴収、フェイスブックでリアルタイムに競技経過を伝えるなど情報発信に力が注がれた。小さな子供からお年寄りまで、初めてトライアルを観戦する観客も多く見られた。国際A級スーパークラスの競技は3時間30分の持ち時間で10セクションを2ラップした後、インターバルをはさんで観客が見やすい場所に用意された2つのスペシャルセクション(SS)に挑んだ。

黒山は1ラップ目、減点5となる失敗が重なって減点17となり、減点10でトップの小川に大きく離されてしまう。しかし、2ラップ目の黒山は減点6の今大会ベストスコアをマーク。2ラップ目は減点13を加算した小川に対して、黒山は同じ減点23の同点に追いつくことに成功した。だが、クリーンの数は黒山15、小川は16で、クリーン数の多い小川が上位となっていた。そして迎えたSS。より難易度の高いセクションでミスを犯した方が敗れるという緊張感が高まる中、先に走った黒山がクリーンを連発、小川にプレッシャーをかけた。ところが、小川もSSの2つのセクションをクリーン。結局、同点ながらもクリーン1つの僅差で惜しくも黒山は優勝ならず、2位となった。

野崎は1ラップ目は黒山と2点差の減点19で3位につけていたが、2ラップ目は野本佳章(ベータ)に逆転され4位に後退していた。だが、SS1つ目のセクションで失敗した野本を、野崎が逆転。野崎が3位表彰台をゲットした。国際B級クラスでは若手のヤマハ勢(スコルパ)が4位木村大輔、5位佐藤和人、6位上本直樹と活躍、表彰式で表彰(6位まで)された。

◆黒山健一選手談(2位)
「残念ですね。2戦続けて競り負けしたので。この借りは、あと3戦あるので、そこで返します。1ラップ目第4セクションの(最初の)失敗は、タイミングが合わなかっただけですね。その後は、追い上げては離され、追い上げては離されだったのですけれども。2ラップ目の第9セクションで小川選手が減点5になって、そこを自分はクリーンして同点に並んだので、あわよくばSSで逆転をと思ったのですが。今回のSSセクションでの逆転は厳しかったですね。今日はバランスが取れていなかったですし、それを修正するのが遅かったです。あと3戦あるので、頑張ります」

◆野崎史高選手談(3位)
「序盤は良かったのですが、終わってみれば上の2人と勝負していたのは1ラップ目のみだったので。2ラップ目に試合をまとめ切れなかったのが敗因です。2ラップ目終了時点で4位は想定外でしたが、3位を死守できて良かったです。自分の調子は良くなってきているし、マシンも新しくなったので、もっと乗り込んで後半戦に臨みます」

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