テラモータースがスマホ連動型EV「A4000i」を発売!

国産電動バイクメーカーのテラモータースから、スマートフォンとつながる機能を搭載した電動バイク「A4000i」が発売された。

これまでもスマホ搭載可能な電動バイクは、欧米メーカーのコンセプトモデルとしては存在していたものの、量産市販車としては世界初の試みとなる。
現在のところ、対応機種はiPhoneに限定されるが、アプリは随時アップデートされ、新しいサービスが付加されていくとのこと。また、スマホを通じて電力消費やバッテリー残量などの走行データ情報をクラウドサーバーに上げることが可能となり、新しいサービスの提供が広がるものと期待されている。

心臓部であるモーターには定格出力1000wの強力インホイール型モーターを採用し、最高速度65km/h、登坂能力15°、定置走行65kmを実現。急坂や二人乗りでもストレスのないパワフルな走りを可能としている。
電動バイクの要となるバッテリーには、オリジナルのリチウムバッテリーを採用し、通常の約5倍に当たる5万kmの長寿命を実現。取り外し可能なポータブルタイプとすることで、家庭の100V電源で充電できるのが特徴だ。従来の同クラスのガソリンバイクと比べて約10分の1の燃費もメリットである。
なお、「A4000i」の設計は日本で行い、生産はベトナムを拠点としているとのこと。

テラモータースとしては、スマートフォンとの連携により、中長期的には新興国におけるビッグデータを解説し、各種ビジネスに応用していく狙いがあるという。中でも最も価値があるといわれているのが「位置情報」で、これを収集・分析することで、よりパーソナライズされた広告やサービスを提供できるようになる。次世代自動車の分野にGoogleやAppleが積極的に参入しようとしている理由もそこにある。
世界市場を見渡してみた場合、ガソリンバイクの8割はアジアで製造・販売されているが、今後はガソリン価格の高騰や環境への対応などから電動バイクへのニーズが高まることが予想されている。テラモータースでは「A4000i」を通じて、日本の高い品質と充実したアフターメンテナンスを提供することで、アジアを中心として2015年までに全世界で10万台の販売目標を掲げている。日本国内においても、特に業務用向けに積極的に販売を進めていく計画だ。

なお、販売価格は「A4000i」が充電器込みで45万円、スマホ連動機能を持たない「A4000」は未定となっている。国内のカテゴリー的には今、ホンダからの新車ラッシュなどにより勢いに乗る原付2種(125cc以下)がターゲットになるわけだが、今までなかなかヒット商品が出なかった電動バイクだけに今度こそブレイクなるか、注目が集まるところである。

Webikeニュース編集長/ケニー佐川

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ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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