カワサキ「Ninja300」の2014海外モデルが発表!

日本でも人気絶頂のニンジャシリーズの輸出モデル、「ニンジャ300」の2014モデルが発表になった。
ニンジャ300は、2013年にフルチェンジした現行ニンジャ250の兄弟車である。生産は同じタイで、車体や外見などは共通、ABS仕様がある点も同じだが、エンジンの排気量が拡大されているのが特徴だ。
水冷4ストDOHC並列2気筒エンジンは基本レイアウトこそ250と共通だが、ストローク量が 7.8mm 延長され、排気量は296ccにアップされている。その結果、最高出力 39PS/11,000rpm、最大トルク 2.8kgf・m/10,000rpmを達成。250と比較すると、ピークでそれぞれ8ps、0,7kgf・m 上乗せされている。このスペック差は同クラスでは大きなアドバンテージとなるはずだ。

もうひとつの特徴は、レースの世界で生まれたアシスト&スリッパークラッチを標準で装備している点。クラッチセンターとプレッシャープレートの勘合部に、アシストカムとスリッパーカムという2種類のカムを設けることで、従来のクラッチユニットにない二つの新機能を持たせている。
つまり、通常はアシストカムによるセルフサーボ効果によりクラッチレバーの操作力が軽減され、一方で急なシフトダウンなど過度なエンジンブレーキが発生した際にはスリッパー機構が作動し、バックトルクを逃がすことでリヤタイヤのホッピングやスリップを低減できる仕組みだ。これは、スポーツライディングでは強力な武器になるだろう。

さて、気になる価格だが、カワサキ逆輸入車を扱っているショップ情報などを見ると、2013モデルの場合で車両本体価格が60万円前後で乗り出しの総額で75万円程度となっている。国内仕様のニンジャ250のABS仕様が車両価格約60万円であること、また車検がないことを考えるとコスト的には微妙なところだが、プラス8psとスリッパークラッチの価値は大きな魅力であることはたしか。ニンジャファンとしては悩むところですね。

Webikeニュース編集長/ケニー佐川

【関連ニュース】
◆KAWASAKI、「Ninja 300/ABS/Special Edition」2014年海外モデルを発表

ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

この著者の最新の記事

関連記事

編集部おすすめ

  1. 人気の小・中排気量に注目が集まりました ホンダ、ヤマハと続き、今回はスズキの注目されたモト…
  2. ウィズミーは、来年の走行会・スクールのスケジュールを発表した。 耐久レースや気軽に楽し…
  3. ホンダは、2019年1月11日(金)から13日(日)まで千葉県の幕張メッセにて開催される「東…
  4. ▲FXDRTM 114 参加無料の公道乗り比べ試乗会! ハーレーダビッドソン ジャパンは、1…
ページ上部へ戻る