[KTM]WMX Rd.9 イタリア ハーリングスは1-1で総合9連勝! デ・デッカーとカイローリも表彰台に

ミラノの北西にある歴史あるマッジョーラ・サーキットで開催された『2013モトクロス世界選手権/第9戦イタリア』。Red Bull KTMファクトリーチームからMX1クラス(2st250cc以下、4st450cc以下)に参戦した#222/Antonio Cairoli(アントニオ=カイローリ)は4-2で総合3位。チームメイトの#9/Ken de ycker(ケン=デ=デッカー)は2-3で総合2位となりました。またMX2クラス(2st125cc以下、4st250cc以下)に参戦した#84/JeffreyHerlings(ジェフリー=ハーリングス)は1-1の完全勝利。#911/Jordi Tixier(ジョルディ=ティクシー)は4-4で総合4位となりました。

■MX1クラス
6度の世界チャンピオンを獲得しているカイローリは、第2レースのラスト2周、トップを走っていたG・ポーリン(カワサキ)に対し猛烈なチャージを見せました。地元ヒーローの追い上げにファンのボルテージも上がりましたが、カイローリはポーリンを抜き去ることはできませんでした。
第1レースで4位に終わっていたカイローリは、その第2レースで勝利を手にしていたなら総合順位を2位にまで上げることができました。しかし4-2でカイローリは総合3位でフィニッシュ。
また背中の痛みによって思ったようにライディングできなかったチームメイトのベルギー人ライダー/デ・デッカーが、今大会ではその強さをみせました。走りを楽しみ、集まった大勢のイタリアのファンの前で2-3の総合2位となりました。

◆カイローリのコメント:
「第1レースではミスを犯してしまった。散水ポイントでフロントを取られ、バランスを崩したときに膝を痛めてしまった。痛みもあり、第2レースのことも考慮し、そこでは無理をしない決断をした。治療したものの万全とは言えなかった第2レースでは、可能な限りプッシュした」

■MX2クラス
ハーリングスは両レースで勝ち、今季これまでに開催された9つのGPすべてで総合優勝。ブラジルGPで開催されたスーパーファイナルで唯一クラス2位となり、全勝ポイントから3ポイント落としただけなのです。
しかし今大会は、少しばかりハードに働かなくてはなりませんでした。第1レースでロシア人ライダー/A・トンコフ(ホンダ)に約18分間、トップを許してしまったからです。しかしトンコフは転倒。ハーリングスが1位となりました。
そして第2レース。トンコフは再びハーリングスに挑みましたが、ハーリングスが序盤にリードを築き、そのままトップでゴールしました。
チームメイトのティクシーは、2レースともに4位。総合でも4位。ポイントスタンディングスでも、ハーリングスに次ぐ2位をキープしています。

◆ハーリングスのコメント:
「今週末、トンコフは実に強かった。彼はつねに良いスタートを決めていた。しかし最終的には、そんな彼をパスすることができて良かった。次戦スウェーデンまでのあいだ、オランダの国内選手権に出場する。スウェーデンでは勝っ
たことが無いので、今回は勝ちたい」

◆ティクシーのコメント
「レース中、ハードに攻めたことでファステストラップを出すことができた。問題はスタートだ。来週、ベルギーでトレーニングを積む。そこでスタートの問題を克服するつもりだ。その成果を、次戦のスウェーデンで見せつけたい。スタートさえ決まれば、勝つことだってできるだろう」

◆チーム監督/ピット・バイラーのコメント:
「ここは非常に良いコースだ。こんな多くのファンを魅了する伝統的なコース
でGPを開催し、ファンに楽しんでもらうことができた。チームにとっては厳しい週末となった。しかしたくさんのファンの前で良いバトルができた。ハーリングスは、今日も勝つことができた。まぁイタリアのファンが本当に見たかったのは、カイローリの勝利だっただろう。長いチャンピオンシップで勝つことを考えれば、こういう決断も必要だ。もちろん、それによってポイントスタンディングスでの優位性は揺らいでいない」

次戦/第10戦は、6月30日(日)にスウェーデンで開催されます。

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