[YAMAHA]JMX Rd.4 IA1:平田が第2ヒートで今季2勝目! 田中は第1ヒートで6位入賞

2013年、全日本モトクロス選手権・第4戦SUGO大会がスポーツランドSUGO(宮城県)にて開催された。好天となり多くのファンが詰めかけた決勝では、前回の中国大会に続きヤマハライダーが大活躍。まずIA1クラスでは「ヤマハ・YSP・レーシング・チーム」の平田優が第2ヒートで優勝し、総合成績でも2位を獲得。またIA2クラスでは、今年、国際A級に昇格したばかりのルーキー渡辺祐介(チーム ピットイン)が、第1ヒートで優勝すると、第2ヒートでも3位入り総合2位。さらにレディースクラスで安原さや(名阪レーシング)が今季2勝目、IB2クラスでは大久保滉太(Team KOH-Z)が前戦から2連勝を達成した。

◆IA1:平田が第2ヒートで今季2勝目! 田中は第1ヒートで6位入賞

第1ヒート、スタートでトップを奪ったのは熱田孝高(スズキ)、平田は2番手あたりで1コーナーを回るが、その直後に小方誠(ホンダ)の転倒があり若干順位を落とし5番手で大坂へ。一方の田中は、スタートで遅れてしまい後方からの追い上げとなる。

1周目を終えての順位は熱田、小島庸平(スズキ)、成田亮(ホンダ)、池谷優太(スズキ)、平田となり、田中は13番手で2周目に入る。その2周目に、小島、さらに池谷が転倒して平田は一気に3番手に浮上すると、そのままトップ3での接近戦となるが、成田、熱田、平田という順位で落ち着き、トップグループを形成したままレースを進める。しかし、中盤に入ると平田は小島にサイドバイサイドからかわされ4番手に後退し、そのまま4位でフィニッシュとなった。優勝は小島が熱田、さらに成田をかわす逆転劇で優勝。2位は成田、3位は熱田となった。田中は11番手で迎えた3周目に転倒があり大きく順位を落としてしまったが、最後まで諦めることなく走り続け12位でチェッカーを受けた。

続く第2ヒートは平田が快心のスタートからホールショットを奪取するとそのままトップで1周目をクリア。これに新井宏彰(カワサキ)、成田、小島が続く。田中は8番手で2周目に入る。平田は後方での2番手争いを尻目に、序盤からハイペースで周回を重ね、2番手争いを制した小島も寄せ付けることなく、中盤までに独走態勢を築く。後半に入っても平田のペースは衰えず、安定した走りでポジションを守ってフィニッシュし、第3戦中国大会の第2ヒートに続き今季2勝目をあげた。2位は小島、3位には小方となった。一方田中は、3周目には6番手に浮上して、2位争いをする成田、小島、新井、小方の後方に迫る。その後順位を落とした成田をとらえて5番手に浮上するが、中盤に入るとペースを落として後方から追い上げてきた三原拓也(カワサキ)にかわされて6番手に後退すると、そのまま6位でレースを終えた。

なお、総合成績では平田が2位とし、ランキングではトップの小方から4ポイント差の4位と、上位4人が4ポイント差にひしめく激戦となっている。

◆IA2クラス:渡辺祐介が第1ヒートで国際A級での初優勝をゲット! 第2ヒートも3位を獲得

今シーズン国際A級に昇格したばかりのルーキーで高校3年生の渡辺祐介(チーム ピットイン)が第1ヒートで国際A級での初表彰台を優勝で飾るという快挙をなし遂げた。レースはスタートこそ8番手あたりと遅れたが、1周目で4番手まで順位を上げる。その後も2周目に3番手とし、3周目に田中雅己(ホンダ)、5周目には山本鯨(ホンダ)と、トップライダーを次々とかわしてトップに立つと、その直後にこのレースにおけるベストタイムを出すなど、2番手の山本との差を開き独走態勢を築く。しかし、終盤に入ると2番手の山本が追い上げを開始。徐々にその差が詰まり最終ラップには渡辺のテールに山本がぴたりとつけ、各コーナーで山本がアタックを仕掛ける。しかしこれを渡辺が死守して、最後までトップを譲らず国際A級での初表彰台を優勝で飾った。2位は山本、3位は田中となった。

第2ヒート、1周目を制したのは山本、これに佐藤亮(ホンダ)、富田俊樹(ホンダ)、そして第1ヒートのウィナー渡辺が続く。序盤は山本、そして佐藤がバトルを展開し、抜きつ抜かれつのデッドヒートが繰り広げ、これに競り勝った山本が佐藤、富田、渡辺を従えトップをキープ。そして、渡辺はグループ最後尾から食らいつき、上位進出を虎視眈々と狙う。この後、佐藤がルンバルンバ(フープス)でミスを犯して後退し、勝負は山本、富田、渡辺の3人にしぼられる。この中で山本が抜け出すが、渡辺は富田に接近して一進一退の攻防を展開。結局最後まで富田をとらえることができなかったものの、3位とし2ヒート連続での表彰台を獲得し、総合成績でも2位となった。

◆レディースクラス:安原さやが今季2勝目を獲得!

好スタートを切りホールショットを奪ったのは邵洋子(スズキ)、これに延永若菜(ホンダ)、高橋絵里子(ホンダ)、安原と続き、このままのオーダーで1周目を終える。トップの邵は序盤で抜け出してそのまま独走体制を築く一方、安原は2周目に3番手、3周目には延永の転倒により2番手として、邵の追撃体制を整えるがこの時点で2人の差は約7秒差と大きく開いていた。しかし、ここから安原は邵との差を縮めていくと、ラスト2周に入ったところで邵がクラッシュして転倒。これで逆転し、ラストラップもポジションを守って今季2勝目を飾った。2位は竹内優菜(ホンダ)、3位は邵となった。

次回の第5戦北海道大会は、6月15、16日に北海道オフロードパーク(千歳市)にて開催される。

◆平田優選手談(4位/優勝:総合2位)
「昨日の予選で失敗してしまった反省を生かし、チームと相談しながらグリッドの位置、そして1コーナーのライン取りなど細かくシミュレーションをして決勝に臨みました。第1ヒートはあまり良いスタートとはなりませんでしたが、それでもトップ争いに絡むレースに持ち込むことができました。しかし、途中から自分の走りができず、修正しようと試みたのですが、順位を落としてしまい悔しいレースでした。第2ヒートはとにかくクラッチミートに集中した結果、スタートが決まって、第1コーナーから第2コーナーとへと流れに乗っていけました。そこからトップに立った後は、まさに理想的なレース展開。多分、僕だけでなくライダーみんなが望む展開だと思いますが、自分の好きなラインを自由に使って、本当に気持ちよく走ることができました。次の北海道は好きなコースなので、今回同様、スタートから自分の形を作って勝ちを引き寄せたいと思います」

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