[Ducati]SBK Rd.5 チェカは左肩の痛みでレース2を欠場、カネパはレース2で8位フィニッシュ

2013年5月26日(ドニントン・パーク)
スーパーバイク世界選手権の第5戦は、ドニントンパークで開催された。チームSBKドゥカティ・アルスタは、サードライダーとしてニッコロ・カネパを起用。困難なレース展開となったものの、カネパはレース1、2をともに完走し、8位、13位のリザルトを残した。バドヴィーニはレース1を11位で終えた。チェカはレース1を12位で完走したものの、レース半ばから左肩に激しい痛みを覚えたため、レース2を欠場することになった。

◎レース1
晴天に恵まれたものの、気温15℃、路面温度26℃という英国らしいコンディションの下、9番グリッドからスタートしたカネパは、オープニングラップ終了時点で8番手に順位を上げ、その後にチェカとバドヴィーニが続いた。レース中盤、カネパはブレーキングで小さなミスを犯して13番手までポジションを下げ、今度は2台のレギュラー・ライダーの背後についた。レース終盤は3人がほとんど同じペースで周回したものの、上位陣とのギャップを詰めることはできず、バドヴィーニ11位、チェカ12位、カネパ13位の順でフィニッシュした。

◎レース2
レース1途中から左肩に激しい痛みを覚えたチェカは、レース終了後も痛みが引かず、レース2を欠場。
路面温度は40℃前後まで上昇した。オープニングラップ終了時点でカネパが11位につけ、12位のバドヴィーニの前、クルーセル(スズキ)の直後を走行。7周目、バドヴィーニがミスを犯していくつかポジションを落とした。ここから巻き返しを図ったものの、ターン2でフロントのグリップを失い、レース途中で姿を消すことになった。バドヴィーニにケガがなかったのが不幸中の幸いと言えるだろう。カネパは、直前を走行するクルーセルと同様のペースで周回し、17周目にはクルーセルをパスし、8番手にポジションを上げた。終盤も良好なペースを保ち、猛追するライバルの反撃を許さず、8位でチェッカーを受けた。

◆カルロス・チェカ:コメント
「レース1途中から肩に強い痛みを感じていた。レース終了後も痛みが引かず、さらにレース1の展開を考えて、無理をしてレース2に出場しないことが最善との判断を下した。ドニントンパークは、カレンダーの中でも最も身体的に厳しいコースなので、予想以上に苦戦を強いられた。特に進行方向が180度変わるような区間や左コーナーでは、まだ回復が十分ではないと思い知らされた。そのようなセクションでは、両腕ともに100パーセントの状態でないと厳しい。日常生活には支障はないが、300km/hの速度で走行するとかなり痛んだ。次のポルティマオまで2週間あるので、治療に徹して今回よりも良好な状態でレースに臨みたい。次戦からは自分の身体状態を気にせず、純粋にアスリートとしてレースを戦いたい。」

◆アイルトン・バドヴィーニ:コメント
「レース1では、序盤に順位を落としすぎてしまい、その後の挽回は不可能だった。ただし、レース1とレース2のインターバルでマシンを進歩させることはできたと思う。レース2では、直前の集団とほぼ同じペースで周回できた。ターン2でクラッシュしたのが残念だ。ケガや痛みはないが、最後まで走行できなかったことが悔やまれる。マシンに関して、何をすると良くなるのか、何をすると良くないのかをしっかりと理解したい。レースウィークエンドでミスを少なくできれば、きっとその次のレースに繋がるはずだ。」

◆ニッコロ・カネパ:コメント
「ファクトリーマシンでの初レースということを考えれば、今週末は相応にポジティブな結果が出たと思う。金曜日にもう少し走行を重ねられていたら、さらに良い結果が出たに違いない。マシンセットアップに多少時間を取られ、ライディングスタイルをアジャストしなければならなかった。そう考えると、大きく遅れを取っていたとは思わない。レース1でミスを犯してしまったのは残念だが、レースでは時としてあのようなことが起きるものだ。この機会を与えてくれたフランシス・バッタ、エルネスト・マリネッリ、チームスタッフに感謝すると同時に、今週末僕を熱心にサポートしてくれたドゥカティ開発チームの面々にも感謝の意を表したい。」

=リザルト=
■レース1:
1. トム・サイクス(カワサキ)、2. マルコ・メランドリ(BMW)、3. シルヴァン・ギュントーリ(アプリリア)…、
11. アイルトン・バドヴィーニ(ドゥカティ)、12. カルロス・チェカ(ドゥカティ)、13. ニッコロ・カネパ(ドゥカティ)

■レース2:
1. トム・サイクス(カワサキ)、2. シルヴァン・ギュントーリ(アプリリア)、3. ユージン・ラバティ(アプリリア)…、
8. ニッコロ・カネパ(ドゥカティ)

■ライダーズ・ランキング:
1. シルヴァン・ギュントーリ(アプリリア)173、2. トム・サイクス(カワサキ)169、3. ユージン・ラバティ(アプリリア)149、4. マルコ・メランドリ(BMW)127、5. チャズ・デービス(BMW)112、6. ロリス・バズ(カワサキ)95、7. ジョナサン・レイ(ホンダ)89、8. ミシェル・ファブリッツオ(アプリリア)86.…、13. アイルトン・バドヴィーニ(ドゥカティ・アルスタ)37、14. カルロス・チェカ(ドゥカティ・アルスタ)33…、18. ニッコロ・カネパ(ドゥカティ・アルスタ)11

■マニュファクチャラーズ・ランキング:
1. アプリリア 208、2. カワサキ 180、3. BMW 175、4. ホンダ 96、5. スズキ 82、6. ドゥカティ 65

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