ホンダから個性派「原2」が大挙リリース!

6月はホンダの「原2」クラス(51cc-125cc)のニューモデルの発売ラッシュに沸くことになるだろう。

ホンダは、トレンドに敏感な若者を対象にした110ccのネイキッドスクーター「ズーマーX」や往年の人気モデルだったハンターカブをモチーフにしたレジャー仕様の「クロスカブ」、CBRシリーズの末弟となる単気筒125ccエンジンを搭載した本格派ロードスポーツ「CBR125R」、コンパクトで扱いやすい車体サイズと大型スポーツモデル並みの装備をまとった「グロム」など、「原2」クラスで一気に4車種をリリースする。

どれも個性的でカッコよく本格的な作りであることが特徴で、この春に開催された東京・大阪モーターサイクルショーで見かけた人も多いと思う。

「原2」とは正式には「原付二種」のことで、排気量50cc超125cc未満の区分に当たる二輪車で「小型自動二輪免許」で乗れるカテゴリーのこと。免許も取得しやすく、軽自動車税や自賠責保険、任意保険などは排気量50cc未満の原付一種とあまり変わらず、重量税や車検もない。低燃費で維持費もかからないし、軽量コンパクトなので小回りも利く。それでいて、原付一種で規制されている制限速度(30km/h以下)や2段階右折、第一通行帯通行義務などもなく、2人乗りも可能である。

要するに、街乗りでは最も使い勝手が良く、リーズナブルな乗り物なのだ。今回ホンダがリリースするこれらの製品はアジアを拠点とした海外生産モデルであり、世界に目を向けた世界戦略車であることもポイントだ。メーカーとしてはコストダウンが図れるため、国内でも値ごろ感のある価格に設定できる。

先日、トピックスでも紹介したが、2012年の新規二輪免許取得者数で見ても、全体では7年連続のマイナスとなったの対し、「普通二輪・小型限定免許」は増加を続けていて、昨年は1万7318人と過去最多であったことからも人気の高まりがうかがえる。

クルマも最近は排気量のダウンサイジングが進んでいるらしいが、バイクにもついにその波がやってくるのか。依然続くガソリン価格の高騰や景気の先行き不安などから、コストパフォーマンスと実用性でバイクを選ぶ人が増えているのかも。そこへきてホンダの新車攻勢とくれば、ますます「原2」がトレンドを呼ぶかもしれない。

Webikeニュース編集長/ケニー佐川

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ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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