[Kawasaki]ARRC Rd.2 藤原、厳しいレースを強いられ第1レース4位、第2レースは5位でフィニッシュ。ファドリは2レース連続3位で表彰台を獲得!

アジア選手権第2戦は、5月17〜19日の日程で、開催地をインドネシア・セントゥールサーキットに移し行われた。

セントゥールサーキットはインドネシアの首都ジャカルタから南に約50kmにあるコースで、過去には世界スーパーバイク選手権も開催されたこともあるインドネシア唯一の国際級トラックである。コース長3.965km、7つの右コーナーと4つの左コーナーで構成されているこのコースは、路面コンディションが特殊で、毎回ライダーを悩ませるコースだが、昨夏に路面を張り替えてコンディションが変わっていた。

昨年まではコース上に一部コンクリート舗装が使われていたが、今回の改修ではその上にアスファルト舗装が施されて一見良くなっているように見えたが、昨年までのコース以上にギャップが増えており、昨年とはまた違ったコンディションがライダーたちを悩ませることになった。

<レポート>
その状況下、藤原も同様に苦しめられ、思うようにセッティングを進められないまま迎えた予選は、直前に最終コーナー付近のみ雨が降り、コースの一部だけがウェットコンディションのまま行われた。いつコース全てがウェットになるかわからない状況だったため、藤原をはじめ各ライダーは難しい状況下でのアタックを余儀なくされた。しかしその心配とは裏腹に、路面は急速に乾き始め、開始から25分を経過したころにはほぼドライになったため、全てのライダーが猛烈なアタックを開始した。リーダーボードはめまぐるしく入れ替わる中、ポールポジションを獲得したのは、1.30.383のレコードをマークしたカマルザマン(ホンダ)。2番手に1.30.623でババ(ヤマハ)、地元のファドリが1.30.794で3番手、藤原が1.30.914で4番手、5番手は1.31.096をマークしたフアドという結果になった。今大会は、上位5台が0.7秒の間にひしめき、トップから2秒の間に19台が並ぶ結果となり、前戦以上に激しい攻防が展開されることが予想された。

迎えた決勝当日。ウィークに入ってから雲が多い日が続いたが、この日は晴天が広がり、朝から気温がぐんぐん上昇し、16周で行われるレース1がスタートする11時40分時点での気温は31.7℃、路面温度は54℃になっていた。

ホールショットはポールからスタートのカマルザマン。好スタートを決めたフアド、ファドリ、ババと続き、藤原は8番手。序盤は4人がトップグループを形成し、後続を引き離しにかかるが、藤原はセカンドグループから抜け出すと6周目には先頭集団に追い付きバトルに加わった。序盤から中盤にかけて、カマルザマン、ファドリ、ババ、藤原は激しく順位を入れ替えながら周回を重ねていく。地元のファドリも大きな声援を受け、一時はトップを走る快走を見せるが、終盤に入ってスパートをかけたカマルザマンがババ、ファドリ、藤原を徐々に引き離し、今シーズン2勝目を上げた。2位にババ、3位にファドリ、藤原は4位でチェッカーを受けた。
序盤、快走を見せたフアドは終盤フロントタイヤの消耗に苦しめられ、7位でチェッカーを受けた。ファドリの僚友ユディスティラも中盤まではセカンドグループでバトルを繰り広げられたが、終盤以降順位を落とし、10位でデビューレースを終えた。マレーシアのヌールはレース中に自己ベストを更新したが、終盤でミスを犯し、18位に終わった。

藤原にとって厳しいレースとなったレース1。その巻き返しをレース2で図るべく集中力を高めた藤原はグリッド通りの4番手で1コーナーをクリア、カマルザマン、ファドリ、ババを追撃する。レース1で3位だったファドリは地元での優勝を奪取すべく、3周目にトップに立つ。

しかし、カマルザマン、ババも激しくファドリを攻め立て、中盤まではこの4台が順位を入れ替えながら周回を重ねる。しかし12周目、藤原が突如ペースを乱し、3台から離れてしまう。藤原のマシンにトラブルがふりかかり、ペースダウンを余儀無くされたのだ。レースは最終ラップの最終コーナーでカマルザマンの前に出たババが今季初優勝を飾り、2位にカマルザマン、3位にはファドリが2レース連続で表彰台の一角を確保した。4位に玉田、藤原は最後まで諦めず我慢の5位でチェッカーを受けた。伊藤を挟んで7位にユディスティラ、8位にフアド、ヌールは無念の転倒を喫しリタイヤとなった。

次戦は2年振りの開催となるインド、マドラススピードウェイで7月12〜14日行われる。

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