[Ducati]MotoGP Rd.4 フランスGPで、ドヴィツィオーゾとヘイデン、共に今季最高位のトップ5フィニッシュ

2013年5月19日 フランスGP
ル・マン・サーキットで開催されたフランスGPは、ウェットからダンプへとコンディションが変化し、数々のドラマが生まれた。ドゥカティチームのアンドレア・ドヴィツィオーゾとニッキー・ヘイデンは、難しいコンディションにも柔軟に対応、デスモセディッチGP13をそれぞれ4、5位でフィニッシュに導いた。

先週末のル・マンは、フリー走行、予選、ウォームアップとドライコンディションが続いたが、スタート直前に小雨が降り始め、全員がレインタイヤでのスタートを強いられた。さらにレース半ばには雨が上がったため、いっそうエキサイティングでドラマチックな展開が演出された。予選3番手のドヴィツィオーゾは、ホールショットを決めてレースリーダーとなった。

その後、ダニ・ペドロサにオーバーテイクされたものの、ペドロサのミスに乗じて再びトップに立った。ドヴィツィオーゾは、果敢なファイトを続けたが、8周目に再逆転を許した。周回を重ねる毎に路面が乾き始めると、グリップを失った彼は徐々に順位を落とし、残り2周時点で4番手にポジションを下げた。ただし、安定して戦略的な走りができたことと、今季最高位の4位でフィニッシュしたことに満足感を覚えていた。

ヘイデンは4列目からのスタート。チームメイトと同様、素晴らしいスタートを決めてオープニングラップ中に6番手にポジションを上げていた。彼は一時的に4位まで順位を上げたが、終盤に1つポジションを下げ、5位でチェッカーを受けた。

◆アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・モトGPチーム) 4位
「レースをリードするのはやはり気持ちが良い。マシンフィールには満足している。タイヤ・コンディションが良い時は、状況に応じたライディングができた。ダニ(ペドロサ)は僕より一枚上手だったが、個人的には良いペースで走れたと思う。序盤はグリップが良かったので良い走りができたが、コースが乾くにつれてタイヤ摩耗が激しくなった。最後の6〜7周はペースを維持できず、残念ながら表彰台を逃してしまった。チームには申し訳ない気持ちで一杯だ。だが、ドライセッションを含めて、あらゆる意味でポジティブな週末だった。」

◆ニッキー・ヘイデン(ドゥカティ・モトGPチーム) 5位
「雨のレースはタフだ。今回のようにほとんど(雨用の)セットアップができないと余計に厳しい。スタートが良く、最初の数コーナーで順位を上げることができた。序盤はそれほどフィーリングが良くなかったが、徐々にペースを上げて、フロント集団のバトルに乗じて彼らに接近することもできた。ウェットコンディションでは、本気でレースを楽しめた。路面が乾き始めると状況が悪くなったものの、何とかポジションを守ることができた。ロッシをオーバーテイクしようと隙を窺っている時に彼が転倒したので、ラインを大きく外してクラッシュを避けなければならなかった。その後も何とか上位とのギャップを縮めようとしたが、ミスを犯してマルケスに先行された後はポジションをキープしてチェッカーを受けることだけに集中した。トップ5フィニッシュは、今季最高位だ。今週末は今まで以上のポテンシャルを発揮する場面もあったので、ムジェロでどんな走りができるか、今から楽しみだ。」

◆パオロ・チャバッティ(ドゥカティ・モトGPプロジェクト・ディレクター)
「ル・マンでのレースを良い結果で終えて地元イタリアGPに臨める。アンドレアもニッキーも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。ドゥカティがトップを走る姿はいつ見ても良いものだ。そのうえ、スタートからフィニッシュまで上位争いに絡んでくれた。このサーキットは、ドゥカティのマシン特性に合っていることは間違いないが、ウェットからダンプへと変わる状況ではいつミスを犯しても不思議ではない。したがって、今回のリザルトには満足すべきだと思う。今週末は全員が良い仕事をした。ライダーはもちろん、メカニックやエンジニア、ボローニャのドゥカティコルセの面々に感謝の意を表したい。」

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