「TMAX530」国内仕様がついにデビュー!

ヤマハから「TMAX」のフルモデルチェンジ版ニューモデル、「TMAX530」が登場。6月25日より発売開始される。

開発キーワードは”Try the Maximum”。低中速域から力強いトルクを発生する新530ccエンジンと優れた加速特性を引き出す新設計CVT、軽量化と剛性バランスを向上させる新設計アルミ製リアアーム、リニアな加速感を実現する新設計ベルトドライブ、上質かつアグレッシブに進化したスタイリングなどが新型の特徴となっている。

新設計エンジンはボア・ストローク=68×73mmとし、従来型「TMAX」比で2mmボアを拡大することで排気量を530ccにアップ。吸気バルブも大型化、新作アルミ製鍛造ピストンの採用などにより、従来比8psアップとなる余裕の46psを実現。
CVTも新設計となりスムーズな加速とドライバビリティも向上している。また、左右別体式アルミダイキャスト製リアアームを新たに採用し、約3.5kgを軽量化とともに前輪分布荷重アップにより、ハンドリングを向上。2次駆動に軽量なアラミド系繊維のベルトドライブを新採用することでダイレクト感のあるレスポンスを実現している。

CFアルミダイキャスト材と押し出し材を組み合わせたフレームは、剛性バランスを最適化しつつもディメンション等は従来型を踏襲することで、TMAXの持ち味であるスポーティな走りは継承している。さらに、スタイリングもTMAX初代からの伝統である「スポーツ性とステータス性」のバランスを受け継ぎつつ全面的にリニューアル。
新設計フロントカウル&スクリーンを採用し、ウインドプロテクション効果をアップ。スクリーンはミニマム化しながらもCdA値は従来型を上回るレベルとし高速走行時の快適性も高められている。 なお、ABS標準装備モデル「TMAX530 ABS」及び上級モデルとなる「TMAX530 ABS BLACK MAX」もタイプ設定されている。

昨年、輸出モデルとしてひと足先に発表された「TMAX530」がついに国内仕様となって登場するわけだが、これはかなり期待できるモデルとなりそうだ。昨年、豪雨の中、サーキットで輸出モデルを試乗する機会があったが、まさしくモーターサイクル並みのハンドリングと高速スタビリティ、そしてABSの安全性など身を持って体験できた。スペック的にも今回の新型は輸出仕様と同等レベルの動力性能を備えていることもあり、”速さ”でもライバルに引けをとることはないだろう。

近年、世界に広がる都市化と人口集中、これに伴う交通渋滞や駐車スペース不足、環境問題への対応策として、従来のクルマに代わる新たなモビリティが求められている。その中で注目されているひとつのジャンルが「メガスクーター」であり、具体的なモデルとしてはシルバーウィング(ホンダ)、スカイウェイブ650LX(スズキ)、C600Sport/650GT(BMW)、GP800ie(ジレラ)などがその代表格。その中でもとりわけスポーツ方向に振ったのがTMAX530である。時代のニーズ的に見ても、注目していきたいモデルだ。

Webikeニュース編集長/ケニー佐川

【関連ニュース】
◆【新車】YAMAHA、欧州のベストセラーモデルが国内に登場!新型「TMAX530」 上質感漂う特別仕様「BLACK MAX」デビュー

◆【動画】YAMAHA TMAX530 (2012) SHORT TEST RIDE ヤマハTMAX 530 ショートインプレッション

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

この著者の最新の記事

関連記事

編集部おすすめ

  1. 【スズキ GSX-S125】ディテール&試乗インプレッション:外観、装備編 GSXのD…
  2. お気に入りの愛車だけど、「もう少しだけパワーがあれば最高なんだけどなぁ」なんてライダーの悩み…
  3. インディアンモーターサイクルの輸入元であるホワイトハウスオートモービルは、現在正規販売店店頭…
  4. 今回はウェビックで販売している、意外と知られていない変わり種商品をご紹介します。 その名も…
ページ上部へ戻る