2輪免許取得者は年間42万人、大型が微増

2012年度の2輪免許新規取得者は42万人だそうだ。それだけ聞くと、なかなか大きな数字と思うが、実情はそう楽観視できないようだ。

以下、「モーターマガジン社」より引用。
<2012年二輪免許>新規取得者は42万人 大型免許は5年ぶりに増加
【 警察庁の調べによる2012年(1-12月)の新規二輪免許取得者数は、前年に比べ「大型二輪免許」は微増となったものの、「原付免許」は約1割減、「普通二輪免許」は微減のため、3種類合計では同3.1%減の42万7867人にとどまり、7年連続のマイナスとなった。なお「普通二輪・小型限定免許」は増加を続けており、1万7318人となり過去最多となった。

12年の新規二輪免許取得者数(失効後の再取得や外国免許切り替え者を含まず)の合計は、前年の44万1637人に比べて1万3770人=3.1%減の42万7867人にとどまった。免許別にみると、原付は取得者数の長期減少傾向に歯止めがかからず、99年から14年連続の減少となった。普通二輪は06年以来、7年連続の減少となり、2年連続の19万人台である。大型二輪は5年ぶりに増加に転じ7万9963人と8万人台にあと一歩に迫った。

また、大型二輪と普通二輪を合わせた取得者数は27万6269人で、前年の27万7938人には届かず、7年連続の減少となった。なお、AT(オートマチック)限定免許をみると、取得者数は「小型限定AT」「普通二輪AT」「大型二輪AT」の合計で2万7743人となり、前年に比べ1805人=7.0%の増加となっている。まだ絶対数は少ないものの、AT免許が新規免許取得者全体に占める割合は6.5%となり、前年より0.6P上昇した。(中略)

また、12年の免許取得者数を10年前の02年(約65万人)と比較してみると、全体では約22万人の減少となるが、免許別にみると、原付取得者数は約17万人減少しているのに対して、普通二輪と大型二輪の合計取得者数は約5万人の減少となる。つまり、減少分の約8割は原付が占めていることになり、逆に普通二輪と大型二輪の変化は少ないといえるかもしれない。(以下略)】

つまり、全体としては2輪免許取得者数の減少に歯止めはかけられていないが、大型2輪と普通2輪小型限定だけはわずかながら増えているということだ。カテゴリーでいうと、趣味のビッグバイクと原付2種あたりのコミューター需要が高いということか。それでも、年間43万人近くのライダー予備群が誕生している、と考えると潜在的なパワーはまだまだあると思う。最近、景気回復の兆しを受けて国内でのバイク販売も好調と聞く。2輪業界発展のためにも、長い目でみた掘り起こしが必要だろう。

Webikeニュース編集長/ケニー佐川

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

国産・外車を問わずミニモトからビッグバイクまで、どんなバイクでも乗りこなすモータージャーナリストとして2輪専門誌等で活躍中。
16歳から乗り継いだバイク30台、テストライド経験300台以上。装備や用品、カスタムパーツのテストも数多くこなしてきた。
MFJ公認インストラクター。米国ケビン・シュワンツ・スクール修了。

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