[HONDA]SBK Rd.4 レイが第1レースで8位。第2レースはトラブルでリタイア。秋吉耕佑は第1レース14位でポイント獲得

第4戦イタリア大会は、終日、青空が広がる絶好のコンディションの中で決勝レースが行われました。金曜日、土曜日の午前中は雨の多い不安定な天候となっていましたが、土曜日の午後から天候は回復、決勝日は初夏を感じさせる最高の一日となりました。

絶好のコンディションの中で、モンツァ初表彰台に闘志を燃やしたジョナサン・レイ(Pata Honda)は、4番グリッドから決勝レースに挑みました。第1レースは好スタートからトップグループに加わります。しかし、マルコ・メランドリ(BMW)、トム・サイクス(カワサキ)、ユージェーヌ・ラバティ(アプリリア)、シルヴァン・ギュントーリ(アプリリア)のトップグループからジリジリと後退。そのあと、ダビデ・ジュリアーノ(アプリリア)、チャズ・デイビス(BMW)とセカンドグループを形成しますが、シケイン不通過によるライドスルーのペナルティーなどでポジションを落とし、最終的に8位でフィニッシュしました。

フリー走行、予選と順調にセットアップを進めたレイにとって、第1レースは悔しい結果となりました。その雪辱に闘志を燃やした第2レースも、クラッチにトラブルを抱え、5周を終えた時点でピットに戻りリタイアとなりました。前戦オランダ大会のあとのアッセンのテストで大きな手応えを感じていたレイにとっては悔しい一日。イギリスのドニントンパークで開催される次戦ヨーロッパ大会での雪辱を誓っていました。

今大会は、第1レース、第2レースともに、メランドリ、サイクス、ラバティ、ギュントーリがトップグループを形成、第1レースはメランドリ、第2レースはラバティが優勝しました。

前戦オランダ大会で左足を負傷したレオン・ハスラム(Pata Honda)の代役として出場した秋吉耕佑は、予選17番手から決勝に挑み、第1レースは14位でポイントを獲得。第2レースは、オープニングラップ15番手から、周回するごとに一つずつポジションを上げていきましたが、5周目の8コーナーで転倒を喫し、リタイアとなりました。

モンツァ初走行となる秋吉にとっては、不安定な天候が続いたことで厳しい条件となりました。さらに、フリー走行での転倒もあってセットアップも詰めきれませんでしたが、チームにとっては、経験豊富な秋吉の参加は、次のレースにつながる貴重なデータを残しました。今大会欠場のハスラムは、次戦ヨーロッパ大会から復帰する予定です。

35台が出場したスーパースポーツ世界選手権(WSS)は、転倒によるオイル漏れや、多重クラッシュなどで、赤旗中断が3度という大荒れのレースとなりました。進行が大幅に遅れたことから、スーパーバイク世界選手権(WSB)第2レースのあとに4回目のスタートが切られました。

本来16周で行われる決勝レースですが、度重なる赤旗のために10周に減算。今季ベストグリッドの4番手から決勝に挑んだロレンツォ・ザネッテイ(Pata Honda)は、赤旗中断となった多重クラッシュに巻き込まれて転倒しましたが、マシンを修復し、4回目の再スタートでは見事、初表彰台獲得となる3位でフィニッシュ。前戦オランダ大会の転倒で右肩を負傷しているシェリダン・モライス(PTR Honda)がベストリザルトの6位。ルカ・マルコーニ(PTR Honda)が10位でチェッカーを受けました。

今季好調のジャック・ケネディ(Rivamoto)は、予選17番手から転倒リタイア。予選7番手から今季3度目の表彰台と今季初優勝の期待が膨らんだマイケル・ファン・デル・マーク(Pata Honda)は、3回目の多重クラッシュで、左足を骨折して欠場となりました。35台が出場した今大会でしたが、4回目の決勝レースのグリッドに並んだのは31台でした。

◆ジョナサン・レイ(スーパーバイク 8位/リタイア)
「厳しい一日でした。今日は結果につなげることができませんでしたが、レースウイークを通して、いいペースを見つけることができました。しかし、決勝レースでは、なかなか自分の力を発揮できず、同じようなコーナリングスピードで走ることができませんでした。そのため、パスをするのが難しく、フラストレーションがたまりました。コーナーエントリーがよくてもブレーキングがうまくいきませんでした。第1レースでは多くのことを学びました。第2レースもいいスタートを切ったのですが、すぐにマシンに問題が出ました。クラッチを調整しなければいけないと思いましたが、正直、クラッチだけの問題ではないと思うので、チームは原因をつきとめるために取り組んでいます。正直、やるだけやったという気持ちで、ここをあとにすることができません。単独で走っているときは楽しく、そして大きく前進できていましたが、8位という結果を受け入れるのは難しいです。しかし、ドニントンへ向けて気持ちを切り替えます。ポジティブな気持ちをキープして次の大会に挑みたいと思っています」

◆秋吉耕佑(スーパーバイク 14位/リタイア)
「レースウイーク中、一歩一歩マシンをよくしていくことができました。まずは、エンジンブレーキ、次にトラクションコントロールと、一つずつ取り組みました。シャシーも少し変えて感触がよくなりましたが、第1レースではうまくいきませんでした。第2レースではフィーリングもタイヤもかなりよくなりました。ラップタイムも上がりましたが、少しペースを上げすぎて、8コーナーでリアから転倒してしまいました。エンジンブレーキとシャシー、そして電子制御など、すべてよかったのですが、もっとマシンに取り組む時間があれば、より前進できたと思います。今回はいい経験になりました。そしてこのチームと楽しく仕事ができました」

◆ロレンツォ・ザネッティ(スーパースポーツ 3位)
「初めて表彰台を獲得できましたし、地元ファンの前でファステストラップを出すことができて、とてもうれしいです。すべては、すばらしいチームのおかげです。何度目かの再スタートで転倒して、マシンを直さなければなりませんでしたが、まるで新しいマシンに生まれ変わっていました。スタートできるかどうかさえわからなかったので、非常にうれしかったです。チームはガレージですばらしい仕事をしてくれました。そして表彰台に上がることができました」

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