往年のWGP王者、ケビン・シュワンツが「鈴鹿8耐」にガチで挑む!

今年の鈴鹿8耐、『”コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第36回大会』に往年の名ライダー、ケビン・シュワンツが参戦することが決定し話題を呼んでいる。
ケビン・シュワンツは80年代後半から90年代前半にかけて、スズキのエースとしてロードレース世界選手権で活躍したトップライダーのひとりで、93年には当時の最高峰カテゴリーであるWGP500ccクラスでシリーズチャンピオンに輝いている。

Hondaのワイン・ガードナー、マイケル・ドゥーハン、ヤマハのエディ・ローソン、ウェイン・レイニーらと激闘を繰り広げ、“5強時代”を築くなど、当時のファンには懐かしい記憶だろう。

ケビン・シュワンツは鈴鹿8時間耐久ロードレースには6大会に出場。1985年、86年にヨシムラ・スズキで3位表彰台を獲得、88年にはダグ・ポーレンと組んで2位表彰台に上がっているが、あと一歩のところで優勝を逃してきた。シュワンツとしては、それがずっと気になっていたようだ。

今回の参戦に際して「どうしても鈴鹿8耐のタイトルを僕のレース・キャリアに入れたい」と語ったシュワンツ選手。
先日、来日した際にも「鈴鹿サーキットは、久々に来たけれど、サーキット自体がものすごく進化していて驚いた。僕が現役の時も、鈴鹿サーキットはライダーの安全やファンのことを考えて毎年のように進化していて、とても好きなサーキットだ。
鈴鹿8耐も何度か参戦して、表彰台にも上がったことがある。でも、優勝がない。これがとても残念な事実だ。ヨシムラのスタッフルームで、ここ数年の8耐のビデオを見させてもらったけど、僕が出場していた時と大きく違うのは、多くのワークスチームが出ていないことと、ライダー3人制になったこと。
これが意味するのは、きちんと準備をすれば、多くのチームに優勝できる可能性があるということだ。最高のマシンと、速くてタフな2人のライダー、そしてそのライダーが鈴鹿サーキットを熟知していれば、僕が8耐に出ても勝つチャンスは十分にある」
と、密かな自信と決意をにじませている。

そして、ペアライダーにはTeam KAGAYAMA代表で、8耐優勝経験もある加賀山就臣選手、長年スーパーバイク世界選手権シリーズでチャンピオン争いを繰り広げ、8耐でも最年少優勝記録(当時)を持つ芳賀紀行選手を揃えTeam KAGAYAMAから出場。日本を代表する現役トップライダー2人とともに最強の布陣で臨むことになる。

これは、シュワンツ自身のレース・キャリアに“鈴鹿8耐優勝”のタイトルを刻むため本気のチャレンジであることは明らか。

48歳にして悲願の初優勝なるか!? 
アラフィフ世代の元王者が果たしてどんな走りを見せてくれるかも楽しみだ。今年の鈴鹿8耐において最大の見せ場のひとつになることは間違いないだろう。

Webikeニュース編集長/ケニー佐川

【関連ニュース】
◆ケビン・シュワンツ “コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8耐に21年ぶりの参戦が決定 !
◆[TeamKAGAYAMA]コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース正式体制発表

ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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