「若者のクルマ離れ」バイクも同じ?

今週の日経新聞の夕刊に掲載されていた、日産自動車代表取締役COOの志賀氏のコラムが興味深かったので引用したいと思う。
志賀氏は根っからのクルマ好きで、大学1年のときに免許を取り、中古の軽を手に入れて以来40年、常にカーライフを楽しんでこられたそうだ。そうした価値観がベースにあるため、「若者のクルマ離れ」と聞くと、なぜこんなに便利で楽しいものが分からないのか疑問に思ってしまうという。

ただ、あるとき若い評論家から「女性が好むクルマを買って、女性を助手席に乗せてドライブする。それが男の自己表現だった時代の考えを自動車メーカーは今も引きずっている」と指摘され、認めざるを得なかったとも語っている。

また、若者のクルマ離れの原因として、関心が下がったことだけでなく、公共交通の整備や、税金・駐車場・ガソリン代などの維持費の高さ、若年層の所得低下などの問題も大きいと分析し、より低燃費化や超小型モビリティ、EVやIT化、ぶつからないクルマ、自動運転、カーシェアリングなど、まだまだ自動車メーカーとしてやれることはある、と結んでいる。

バイクに置き換えてみても、同じことが言えまいか?女の子にモテたいため、ワルぶりたいがためにバイクに乗るようになり、より速くパワフルなマシンを求め続けてきたのがいわゆるバイクブーマー、私を含めて今の40代から50代オジサン世代のライダー達だ。

依然、ボリュームゾーンではあるが、そこばかりを見ていては将来がない。今は時代も変わり、もっとお洒落にファッションも含めてライト感覚でバイクに乗る人が増え、女性も自分でスロットルを握る時代になった。
バイク自体も燃費やユーティリティ、価格を強調したモデルが増えてきた。それでいいと思う。選択肢は広いほうがいいし楽しみ方も広がる。さらに進んで、2輪の世界にも超高性能ミニバイクやEV&燃料電池バイク、倒れないバイク、自動運転バイク、バイクシェアリングなどが出現したら面白いだろう。そう考えると、まだまだ夢は広がっていく。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

国産・外車を問わずミニモトからビッグバイクまで、どんなバイクでも乗りこなすモータージャーナリストとして2輪専門誌等で活躍中。
16歳から乗り継いだバイク30台、テストライド経験300台以上。装備や用品、カスタムパーツのテストも数多くこなしてきた。
MFJ公認インストラクター。米国ケビン・シュワンツ・スクール修了。

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