[HONDA]SBK Rd.3 レイが第1レースで今季初表彰台獲得の2位。第2レースは4位で惜しくも表彰台を逃す

第3戦オランダ大会の決勝レースは、青空が広がる絶好のコンディションの中で行われました。金曜日は雨と寒さに震えました。土曜日は雨が上がったものの、気温も路面温度も低く、厳しい条件となりました。しかし、日曜日の決勝第1レースは気温12℃、第2レースは15℃まで上昇し、選手のモチベーションは上がり、観客も熱戦を満喫することになりました。

今大会は、Pata Hondaのホームレースとなります。シーズンを通じて、もっとも気合の入る大会ですが、レオン・ハスラムは金曜日の予選で転倒、左足を負傷して残念ながら戦列を離れました。しかし、チームメートのジョナサン・レイが、負傷欠場のハスラムの分までカバーする熱走を見せました。

今季初のフロントロー。2番グリッドから決勝に挑んだレイは、第1レースを2位でフィニッシュ。第2レースもし烈な3位争いを繰り広げての4位。4年連続オランダ大会での優勝は果たせませんでしたが、大声援を送る地元ファンの期待に応えて、今季初の表彰台獲得となりました。

今季初表彰台に立った第1レースは、オープニングラップ2番手からダビデ・ジュリアーノ(アプリリア)、ユージェーヌ・ラバティ(アプリリア)、シルヴァン・ギュントーリ(アプリリア)とセカンドグループを形成します。その中からジュリアーノが後退し、ラバティとギュントーリのアプリリア勢との、し烈な2位争いとなりました。

激しくポジションを入れ替える戦い。中盤にはグループ最後尾の4番手へとポジションを落としたレイですが、ギュントーリをかわし、ラバティもパス。手に汗を握る最終ラップの攻防では、アプリリア勢の追撃を振り切って、2位でフィニッシュしました。優勝したのはトム・サイクス(カワサキ)で、独走となりました。

第2レースは、サイクスとラバティの優勝争いとなります。その後方でレイは、ギュントーリ、ロリス・バズ(カワサキ)、チャズ・デイビス(BMW)とセカンドグループを形成。終盤は、このグループから抜け出し、バズとのし烈な3位争いとなり、わずか0.042秒差の4位でフィニッシュ。惜しくも表彰台獲得はなりませんでしたが、今大会を2位/4位で終えたことで、総合9位から総合5位にランキングを上げることに成功しました。第2レースで優勝したのはラバティで、2位にサイクスという結果でした。

金曜日の転倒で、左足を負傷したハスラムは英国に戻り、手術を受けることになりました。「転倒は7コーナーで、マシンとの間に足を挟まれてしまいました。復帰の時期は手術を終えてみないと分かりませんが、これまでは回復が早い方なので、一日も早く復帰したいです」と語っていました。

スーパースポーツ世界選手権(WSS)は、予選11番手から追い上げのレースに挑んだマイケル・ファン・デル・マーク(Pata Honda)が、粘り強い走りで4位でフィニッシュしました。序盤は14番手までポジションを落としますが、中盤以降はすばらしい追い上げを見せました。優勝したのはサム・ロース(ヤマハ)。ファン・デル・マークは、今大会3位で総合首位をキープのファビアン・フォーレ(カワサキ)と5点差で、総合2位をキープしました。

そのほかのCBR600RR勢は、予選4番手から中盤まで4番手をキープしていたジャック・ケネディ(Rivamoto)が終盤、タイヤの消耗でペースを落として7位。予選で転倒を喫し、14番グリッドから決勝に挑んだロレンツォ・ザネッティ(Pata Honda)は10位でフィニッシュしました。

◆ジョナサン・レイ(スーパーバイク 2位/4位)
「アッセンではこれまで表彰台に立ってきましたが、今年も表彰台に上がることができました。目標にしていた優勝は果たせませんでしたが、うれしいです。第1レースはいい走りができましたが、サイクスに対しては手も足も出ませんでした。第2レースは、序盤はとても感触がよかったのですが、表彰台に上がることができませんでした。序盤にポジションを落としてしまったり、ミスをしてしまった自分の責任です。中盤以降は、3人で3位争いをしましたが、第1レースでよかったタイトなコーナーからの加速が足りませんでした。電子制御が効き過ぎていたのかもしれません。また、第2レースはタイヤを変更しましたが、そのためにスピンが多くなり、ほかのライダーのように加速することができませんでした。コーナー出口でもっとパワーを生かせるような何か方法を見つけなければなりません。スピードが重要な次戦イタリア(モンツァ)に向けて、水曜日と木曜日にアッセンでテストをします。今大会は2位と4位という結果でしたが、やっと表彰台に立てました。アラゴンのときより総合順位もよくなったので、今週末の結果には満足しています」

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