[HONDA]WMX Rd5 Honda勢が苦戦したブルガリアGP

ブルガリアのセブリエボで行われた2013FIMモトクロス世界選手権の第5戦は、ゴーティエ・ポーリン(カワサキ)が自身初のグランプリ優勝を飾りました。今回のレースは、首都ソフィアから東へ200キロメートルの地点に位置するセブリエボ・サーキットで開催され、2万2000人の観客が訪れました。硬質な地形のサーキットでのレースは、Honda World Motocross Teamのマキシミリアン・ナグルにとって苦しい一日となりました。

タフで容赦のない高速コースで、選手たちは0.1秒を争う走りをみせました。ペースの速いレースでは、いいスタートを切れるかどうかが重要です。今回のレースでは、このスタートがナグルにとって明暗を分けることとなりました。

ナグルは、プラクティスの間にCRF450Rがより素早くターンできるようなサスペンションのセッティングを模索し、向上したトラクションに合わせてタイヤコンパウンドの交換なども試みてレースに臨みました。

35分プラス2周のレース1では、ナグルはいいスタートを切りました。最初のターンで膨らんでしまったものの、アントニオ・カイローリ(KTM)に無理やり割り込まれるまでは、トップ5圏内をキープしていました。途中、バランスを崩して転倒し、スローな走りに苦しみましたが、6位でレースを終えることができました。

レース2では、ナグルはスタート時の判断を誤って、第1コーナーで後方グループに入ってしまい、後れをとってしまいます。ルイ・ゴンカルベス(KTM)を追い抜くのに苦労し、スピードを上げながら確実に7位を守るという戦術をとりましたが、この攻防でナグルはフラストレーションを大きくためてしまいます。レース終盤、ナグルは体力の消耗で集中力を欠いてしまい、クラッシュを起こしてしまいましたが、レースに復帰して11位となり、総合では9位に入賞しました。

元世界チャンピオンのダビド・フィリッパーツ(Honda Gariboldi)は、手首の負傷で苦しんだ2年を経て、グランプリで戦える速さと体力を取り戻すために今も調整中です。フィリッパーツはCRF450Rを駆り、レース1を8位、レース2を9位で終えました。総合順位ではトップ10入りを果たし、オランダとイタリアでの2戦で味わった苦い経験を吹き飛ばす結果を残しました。

脚の骨折を負っているイブジェニー・バブリシェフ(Honda World Motocross Team)は今回も欠場しましたが、2週間後に行われるポルトガルGPからの参戦に向けた調整を行っています。ポイントランキングでは、ナグルが8位、バブリシェフが10位、そのあとに1ポイント差でフィリッパーツと、Honda勢は10位前後に位置しています。第6戦ポルトガルGPは、ゆるやかにうねるレイアウトのアグエダで2週間後に行われる予定です。

◆ダビド・フィリッパーツ(8位/9位 総合8位)
「これまでのレースに比べて、今日は調子がよかったです。ファクトリーマシンの感覚に近づけた気がします。レース1では、アントニオ(カイローリ)と15分ほどバトルをしましたが、腕が痛み、そこで疲れが出てしまいました。スピードが速く、ラップタイムが変わらない状況は、前方のライダーを追いかけるには楽でしたが、ミスが出やすい状況でもありました。レース2では、序盤でトップ10に入り、ナグルを終始追いかける展開でしたが、ナグルの方が少しだけ速かったです。追い抜くことは難しかったのですが、ナグルがクラッシュして順位を上げることができました。最後の数分は苦しみましたが、自分が一歩一歩上達しているのを感じます。今日はトップ5に近づくこともできて、いい経験ができたと思います」

◆マキシミリアン・ナグル(6位/11位 総合9位)
「一日を通して気分よく走ることができました。レース1では、ゲートでうまくジャンプできたものの、最初のターンで膨らんでしまいました。そのあと、順位を落としてしまい苦戦しましたが、5番手まで回復することができました。満足のいく走りはできたのですが、カイローリの割り込みがあり、6位という結果にはあまり満足していません。レース2はスタートでしくじってしまい、大きく遅れをとってしまいました。何人か追い抜き、終始ルイ(ゴンカルベス)の後ろにつけたものの、なかなか彼を抜くことができませんでした。アグレッシブに攻めてクラッシュしてしまうことは避けたかったので、追い抜けるようなラインを見定めていたのですが、ここで体力と集中力を失ってしまいました。残り2周のところでは転倒してしまいました。11位という結果にはかなりがっかりしています。ラップタイムはよかったので、もっといい順位につけてもおかしくはなかったと思います。スタート時を中心に自分の走りを改善し、追い抜きのときにはもっとアグレッシブさが必要だと思いました。それ以外に方法はないと思います」

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