[HONDA]MotoGP Rd2 Americas 1日目フリー走行 マルケスが2セッションを制して首位発進ペドロサ2番手、ブラドル3番手とHonda勢が上位を独占

4月19日、初開催となったサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で、初日のフリー走行が行われ、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、1回目、2回目ともにトップタイムをマーク。2戦連続表彰台と、今季初優勝に向けて好調なスタートを切りました。2番手にはダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)で、Repsol Honda Teamが1-2。さらに、3番手にステファン・ブラドル(LCR Honda MotoGP)とHonda勢が上位を独占しました。

激しい雨が降るなど、不安定な天候だった前日から一転、この日のテキサス州オースティンは、終日青空が広がりました。しかし、1回目午前中のセッションは気温が13℃、午後に行われた2回目のセッションも18℃までしか上がらず、難しいコンディションとなりました。3月中旬のテストでは、3日連続でトップタイムをマークして周囲を驚かせたマルケスは、本番を迎えても好調で、午前、午後ともにトップタイムを刻みました。しかし、1回目が2分08秒台、2回目も同05秒台と、3月のテストでマークした2分03秒281には届かず、この日の難しいコンディションを物語るタイムでした。

しかし、気温が徐々に上がり、スケジュールをこなすごとに、路面のグリップも大きく変化しました。その中で、ルーキーのマルケスは、常に最速タイムを記録、開幕戦カタールGPの3位に続く2戦連続表彰台と、MotoGPクラス史上最年少優勝記録の樹立に期待がふくらみます。

2番手にはチームメートのペドロサが続きました。1回目のセッションは3番手。チームメートのマルケスに1.6秒差と大きく遅れましたが、2回目のセッションでは2番手に浮上し、その差を0.554秒まで縮めました。開幕戦カタールGPでは4位という悔しい結果に終わりましたが、路面のグリップが向上するにつれてパフォーマンスを上げたペドロサ。土曜と日曜はともに気温が上がることが予想されており、予選では今季初のポールポジションを、決勝では今季初優勝を狙います。

3番手には、ブラドルが続きました。3月中旬のテストでも、Repsol Honda Teamの2人に続く好走をみせました。気温も路面も低かった午前中の走行では、テストのデータを活用できずに苦戦しましたが、午後の走行では着実にタイムを上げて、セッション終盤のアタックで3番手に浮上しました。好調なスタートを切ったMotoGP2年目のブラドル。今大会では、自身初の予選フロントロー獲得、決勝での表彰台が期待されます。

3月中旬のテストに参加しなかったアルバロ・バウティスタ(GO & FUN Honda Gresini)は、路面グリップの低いコンディションの中で着実にタイムを上げて、初日8番手とまずまずのポジションにつけました。コース攻略という初日の目的を果たしたバウティスタは、2日目のフリー走行、そして予選で上位を狙います。チームメートでCRTマシンのブライアン・スターリングは、22番手でした。

Moto2クラスは、全員がCOTAでの初走行となり、開幕戦カタールGPで2位に入ったスコット・レディング(Marc VDS Racing Team)がトップタイムをマークしました。午前中の走行は2分18秒896で23番手でしたが、2回目の走行では、1回目の自己ベストタイムを6.415秒も短縮し、一気に首位に浮上しました。2番手にはザビエル・シメオン(Desguaces La Torre Maptaq)、3番手にヨハン・ザルコ(Came Iodaracing Project)、4番手にニコラス・テロール(Mapfre Aspar Team Moto2)となり、この4人が2分12秒台の接戦。路面コンディションがよくなる2日目は、さらに厳しい戦いが予想されます。

1回目の走行で3番手と好調なスタートを切った中上貴晶(Italtrans Racing Team)は、午後の走行ではグリップと旋回性の不足に苦しんで16番手にダウン。納得のいかないリザルトに闘志を燃やしており、2日目でのばん回に期待されます。 IDEMITSU Honda Team Asiaの高橋裕紀は、開幕戦カタールGPに続き、今大会も旋回性に苦しんで31番手でした。

Moto3クラスはロマノ・フェナティ(San Carlo Team Italia)が5番手、アイザック・ビニャーレス(Ongetta-Centro Seta)が7番手、ダニー・ウェッブ(Ambrogio Racing)が9番手、ジャック・ミラー(Caretta Technology – RTG)が10番手と、まずまずのスタートを切りました。ルーキーの渡辺陽向(TASCA RACING)は、この日、2度の転倒を喫し、32番手となりました。

◆マルク・マルケス(MotoGP 1番手)
「とてもポジティブな初日となりました。まだフリー走行ですが、トップタイムをマークするというのは重要なことです。今大会のカギは、一日一日、そしてセッションをこなすごとにグリップレベルがよくなっていくことです。グリップレベルと気温に神経を配らなければなりません。コンディションが非常に変わりやすく、午後は午前中より気温が上がります。すべてのセッションにおいて、最適なタイヤを見つけなければなりません。そして、なによりも決勝レースを念頭に仕事をしなければなりません。明日も同じように前進し続けられるよう、がんばります」

◆ダニ・ペドロサ(MotoGP 2番手)
「今日はグリップがなく、難しい一日になりました。たぶん、すべてのライダーがコーナーで問題を抱えていたと思います。午前中はタイヤをうまく機能させることができませんでしたが、午後は少し改善することができました。午後のセッションでは、午前中に比べると、かなりいい感じで走ることができました。決勝レースへ向けてグリップレベルが上がることを願っています。そうすれば、もう少しいい結果が出せると思います」

◆ステファン・ブラドル(MotoGP 3番手)
「今日は不思議な一日でした。午前中の路面コンディションはとても悪く、グリップレベルも非常に低かったため、テストのアドバンテージを生かすことができませんでした。午前中の走行が終わったときは、とても残念な気持ちでした。しかし、午後はグリップがだいぶんよくなったので、上位をキープしながらタイムを上げていくことができました。そして、テストで得たデータも生かすことができました。明日も引き続き、レースのセットアップに取り組まなければなりません。特に中古タイヤを使用したときに、いかにいいバランスを見つけられるかが大事になります」

◆アルバロ・バウティスタ(MotoGP 8番手)
「今日はコースを学ぶために、ほとんど一日を費やしました。午前中はあまりグリップがなく、まるでウエットコンディションの中で走っているようでした。午後はコンディションが改善され、ラップタイムもかなり上がりました。このサーキットはブラインドコーナーがある上に、テクニカルで切り返しが多く、難しいサーキットです。。一つのコーナーでミスをすると、リカバーするのが非常に難しくなります。このサーキットはほかのサーキットとはかなり違うので、もう少しデータを集めてからセッティングに取り組みたいです。事前にテストを行ったライダーたちはいいポジションにいますが、それほど離れているわけではありません。午前中から午後にかけてペースを上げることができたので、明日に向けて心配はありません」
しましたが、これがとても役立ちました。明日は大きく前進できると思います」

◆スコット・レディング(Moto2 1番手)
「初日にトップタイムをマークできてとてもうれしいです。しかし、このサーキットは見た目ほど簡単ではないと思います。1速で走るコーナーが多いのが少し残念ですが、とても楽しいです。午前中はマシンの感触もグリップもなく、プッシュできませんでした。このようなコンディションで転倒するリスクを負うのは意味がなかったので、ひたすらコースを学ぶことに集中しました。午後は路面が改善されました。グリップはそれほどよくはありませんでした。それでも、1回目の走行のときよりはだいぶんよくなりました。少なくとも午後はいいリズムをつかむことができましたし、カタールで得たモチベーションをさらに上げることができました。なかなかいいマージンを作ってトップタイムを出すことができました。いいスタートが切れてうれしいです。引き続きがんばります」

◆ザビエル・シメオン(Moto2 2番手)
「とてもいい一日になりました。午前中は路面が汚れていて滑りやすく、注意して走らなければなりませんでした。しかし、午後になって路面状況がよくなり、ラップタイムが約4秒上がりました。すばらしいマシンを用意してくれたチームに感謝したいです。今日は、毎周タイムが上がりました。このサーキットは、高速セクションがあったり、1速で走るコーナーがあったりして、とてもいいサーキットです。明日も引き続きがんばりたいです」

◆ヨハン・ザルコ(Moto2 3番手)
「午前中は問題があり、トップとはかなり差がありました。しかし、午後はグリップがよくなり、新品タイヤを使うことができました。そのおかげでラップタイムもよくなりました。このサーキットは、ロングストレートや、上り坂と下り坂、そしてハードブレーキングポイントがあって、とてもおもしろいです。Moto2クラスでは、一発のタイムも、アベレージも両方重要になります。明日はもっとうまく走れるように、セッティングも進めなければなりません。まだコースを学んでいるところなので、とにかくミスをしないようにします。フロントローを獲得できるようにがんばります」

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