今週末、MotoGP第2戦が「サーキット・オブ・ジ・アメリカズ」で初開催!

今週末からMotoGP第2戦アメリカズGPが開催される。トピックはグランプリ初開催となる今回のコース「サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)」だ。
略称“COTA”は当初からF1開催を目的として計画され、昨年2012年にF1アメリカGPを開催したことで一気に有名になった。場所はテキサス州オースチンで、アメリカでのMotoGP開催地としてはラグナセカ、デイトナ、インディアナポリスに続いて4番目となる。

全長約5.5km、20のコーナーを有するコースは複雑かつテクニカルで、ホームストレートは上りのハードブレーキングからブラインドの1コーナーに飛び込むと前半は緩やかな高速コーナーの連続。時速340キロに達する裏のロングストレートでは6速から1速に減速するハードブレーキングも待っている。
そして、後半は曲がり込む複合コーナーの連続といった具合。パワー勝負となる6速全開区間があるかと思えば、1ラップ中にローギヤを30秒以上も使用するなど、他のコースにはないトリッキーなレイアウトが特徴だ。
シルバーストーン(英)やホッケンハイム(独)などの名物コーナーを模したセクションを設けているのも興味深い。

18日に行われたプレスカンファレンスでも出席したライダーたちにコースについての質問が相次いだようだ。
開幕戦カタールGPでポール・トゥ・フィニッシュを決めたヤマハのホルヘ・ロレンソによれば、「1ヶ月前にここでテストを実施した。僕たちにとって簡単ではなかったけど、当時からトラックの状態がどのように変わったのか見てみたい。ここで走ることはエキサイティングだ。本当に難しい。理解するのに最も困難なサーキットの1つだけど、テストを実施しなかったチームと比較すれば、ビックなアドバンテージを持つ」とのこと。

他のライダーのコメントを拾ってみると、最高峰クラスのデビュー戦で3位表彰台を獲得したマルク・マルケスは「正しい走行ラインで走ることが非常に重要だ」と分析し、サテライト勢で最高位となる5位に進出したカル・クラッチローも「グレートなトラックと施設だ。1コーナーの傾斜角度はグレートだ」との印象。

昨年10月に負傷した右肩の回復に時間を要しているベン・スピースは「市販車で30ラップを走ったけど、非常にテクニカルだ。ドラスチックなチェンジが多い。世界クラスだ」と評している。

アップ&ダウンも激しいようで、日本で例えるなら「鈴鹿」と「もてぎ」をミックスしたようなコース特性と言ったところか。チャンピオンシップから目が離せないのは当然として、オンボードカメラとともにライダー目線ではじめてのコースを楽しむのも一興かも。
決勝は日本時間4月21日(日)の深夜からだ!

Webikeニュース編集長/ケニー佐川

【関連ニュース】
◆MotoGP 第2戦アメリカズGP:プレスカンファレンス

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

国産・外車を問わずミニモトからビッグバイクまで、どんなバイクでも乗りこなすモータージャーナリストとして2輪専門誌等で活躍中。
16歳から乗り継いだバイク30台、テストライド経験300台以上。装備や用品、カスタムパーツのテストも数多くこなしてきた。
MFJ公認インストラクター。米国ケビン・シュワンツ・スクール修了。

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