強風の中を走るときのコツは?

今週はロケが多く、バイクで山のほうに行くことが多かったのですが、なにぶん風が強い日が多く参りました。
春は穏やかな印象がありますが、調べてみると実は強風の季節だそうです。ちなみに風速10m/S以上の日が一年で最も多い月は4月なのだとか。南北の温度差が大きいことが原因らしいです。

高速道路では横風に煽られて勝手にレーンチェンジしそうになるし、尾根伝いのワインディングではコーナリング中に風で車体が起こされてラインがはらみ、思わずコースアウトしそうになるなど冷汗ものでした。

そんな強風の日はどうしたらいいか、自分なりに経験から学んだことがあります。風に対抗しようと最初から身構えてハンドルを押さえたり、体を硬くしていてはかえって車体がフラつくし疲れてしまいます。

ポイントはニーグリップをしっかり決めて下半身で車体をホールドしつつ、上体は風にそよぐ柳のごとく力を抜いて、ハンドルもある程度フリーにしていたほうがいいようです。クルマでもハンドルをガシッと握りしめていては、かえってフラついてしまうのと同じこと。両手の中で遊ばせるぐらいの気持ちで軽く握っていたほうが、ステアリングの振れがよく分かるはずです。

そして、風の圧力で車体が流されるのを感じたら、そのときはじめて当て舵、つまり逆操舵で風上に向けて当てていくとバランスがとりやすいようです。風に対して舵を当てる感覚はヨットなどにも近いかもしれません。
速度はやはり落としたほうがいいでしょう。高速になるほど一秒間に移動する距離も長くなるため、それだけ横方向にも大きく流されるようです。

まあ、それ以前に身の危険を感じるほどの強風の日は、バイクに乗らないことですね(笑)。どうしても、仕事で乗らざるを得ない人は参考にしていただければ幸いです。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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