[HONDA]BSB Rd.2 ロウズが2レースともに表彰台に立つ。清成龍一はノーポイントに終わる

開幕戦ブランズハッチ(ショートコースのインディ)から2週連続の開催となった英国スーパーバイク選手権(BSB)第2戦が、英国南部に位置するスラクストンで行われました。スラクストンは、一周3.79161km。中高速コーナーが連続するハイスピードコースで、パッシングポイントが少ない難しいサーキット。そのため、予選グリッドがとても重要になる大会です。

しかし、今大会のフリー走行と予選は天候に恵まれず、選手たちにとっては、明暗を分ける大会となりました。金曜日のフリー走行は、ウエットからドライへと変化する不安定な天候となります。そして土曜日の予選は、激しい雨のために予選セッションがキャンセルされることになりました。そのためフリー走行の総合順位でグリッドが決まることになり、開幕戦から好調なアレックス・ロウズ(Samsung Honda)が、1分16秒412で今季初ポールポジション(PP)を獲得しました。

チームメートの清成龍一は、開幕戦ブランズハッチから抱えているエンジンブレーキの調整に課題を抱えて、フリー走行ではその調整を行っていたために16番手。予選でポジションをばん回する作戦でしたが、大雨のためにセッションがキャンセルとなり16番グリッドが確定するという厳しい状況となりました。

迎えた決勝日は雲が多く、時折り、日が差す天候。気温は15℃まで上昇しましたが、風が強い一日となりました。決勝レースは20ラップ。今季初PPから好スタートを切ったロウズは、シェーン・バーン(カワサキ)、ジョシュ・ブルックス(スズキ)とトップグループを形成しました。レース中盤には小雨が降ってセーフティカーが導入されます。それまでのアドバンテージが消滅する厳しいレースとなりましたが、バーン、ブルックスに続いてロウズは、3位でフィニッシュしました。

第2レースも好スタートを切ったロウズは、第1レース同様にバーンをピタリとマークして2番手を走行しました。しかし、このレースも転倒車が多く、セーフティカーが2度も導入されました。その後、レースは再開されますが、再びシケインで多重クラッシュが発生、赤旗中断。レースは13周で成立となり、バーンが優勝、ロウズは2位で、2レース連続で表彰台に立ちました。これでロウズは開幕から2戦4レース連続で表彰台に立ち、総合2位をキープしました。

16番グリッドから決勝に挑んだ清成は、第1レースは集団の後方でペースを上げられず17位でフィニッシュ。第2レースはスタート直後のシケインで、ハイサイドによって転倒し悔しいレースとなりました。これで開幕戦から2戦4レースを終えて表彰台なし。総合6位から10位へとランキングを落としましたが、第3戦以降の巻き返しに期待されます。

◆アレックス・ロウズ(3位/2位)
「開幕戦からここまで、4回連続で表彰台に上がってきました。表彰台の一番上にはまだ上がれていませんが、この安定性を維持していきたいですね。一生懸命仕事をすれば、きっといつか優勝できると思っています。スラクストンで、このような結果を出すことができて、とてもうれしいです。そして、とても楽しいレースでした。第1レースでは最後までプッシュし続けました。難しいレースになることは分かっていました。いいスタートが切れたし、最後の最後まで接戦となりました。3人の中で一番後ろになってしまって残念です。フロントもリアもスライドして大変なレースでしたが、とても楽しかったです。第2レースに向けてセッティングを少し変えましたが、それもうまくいきました。次のレースもがんばります」

◆清成龍一(17位/リタイア)
「非常に残念です。とにかく、とても難しい週末でした。十分なプラクティスの時間がなく、いい状態にできませんでした。ブランズハッチのときのように問題がありましたが、第1レースは、すべて自分の問題でした。マシンのせいではありませんでした。第2レースはハイサイドを起こし、こらえようとしましたが転倒してしまいました。次のオールトンパークでは、いい結果を残さなければならないし、前進しなければなりません。オールトンパークも簡単なサーキットではありませんが一生懸命がんばります」

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