BMWのRシリーズに「90周年スペシャルエディション」を発売

今年創立90周年を迎えるBMWはその歴史を記念して、 ロードスターの「R 1200 R」、ツアラーの「R 1200 RT」、エンデューロの「R 1200 GS Adventure」の各モデルに「90周年 スペシャルエディション」を設定、4月10日より販売を開始すると発表した。

BMW Motorradはその長い歴史の中でも今が絶好調である。昨年2012年には全世界で10万6,000台以上ものモーターサイクルとマキシスクーターを売り上げるという過去最高の売上を記録して勢いに乗っている。

世界的に厳しい経済状況の中で達成された快挙でもあり、プロダクトの革新性や優れたマーケティング戦略、輝かしいヒストリーに裏打ちされたブランド力が評価された結果と言えよう。

1923年にBMW 最初のモーターサイクルである「BMW R 32」が生産され、このモデルに採用された「ボクサーエンジン+シャフトドライブ」の組み合わせによる基本構造は今も変わっていない。
それは、約25年前に採用されたモーターサイクル初のABSや1993年にフロント・サスペンションに採用されたテレレバー、そして、量産仕様のモーターサイクルとして世界初となるセミアクティブ・サスペンションをHP4に搭載するまでに進化を遂げた今日においてもRシリーズに採用され続けているレイアウトである。
今回発表された「BMW Motorrad 90周年スペシャルエディション」は、ボクサーエンジン=フラットツインの歴史へのリスペクトでもあるのだ。

特別装備としては、「サファイア・ブラック・メタリックのボディ・カラー、ゴールドのモデル名ロゴ、ゴールドのアルマイト処理を施したサスペンション・エレメント、フォーク・ブリッジ上部のエクスクルーシブな真鍮製のオーナメントなど、BMW Motorradモデルの伝統的なデザイン・アイコンをアクセントとし、特別感あふれるスタイリングを実現している」とのこと。ちなみに「R 1200 GS Adventure」は空油冷エンジンの従来型である。

つい先日、華やかにデビューしたニューR1200GSを筆頭に今後は水冷化が進むであろうRシリーズだが、遡ること第一次大戦時代の航空機のエンジンを祖に持つ「空油冷式 水平対向2気筒エンジン」を所有するのもまた、“ボクサー”ファンにとっては格別の意味を持つと言えるだろう。
そんな思いでスペシャルエディションを眺めてみると、なかなか味わい深いものである。

Webikeニュース編集長/ケニー佐川

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◆【新車】BMW Motorradの革新的な90年の歴史を記念した「BMW Motorrad 90周年 スペシャルエディション」を発表

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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